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最後にサプライズ。交互に描かれる太郎と鷹見が同格主人公っぽいんだけど、どう交差するのか、運命の仲間みたいな感じなのか、でもどっちもピッチャーっぽいから逆に運命のライバルタイプなのか……なんて色々想像しながら読み進めていって、最後に憑依ものかよ!と誌面に突っ込んでる自分がいました。『ヒカルの碁』とか、『武装錬金』『ごっちゃんです!!』『風天組』が始まった時の改変期に一緒に始まったテコンドー漫画(名前失念)とかと同じタイプのやつかぁ。ファンタジー要素無し、あんまりはったりを効かせた必殺魔球とかも無しの正統派野球漫画を連載告知からは期待していて、第1話の最後まではそれが守られていたので複雑な気分。でも、ファンタジー要素もはったり必殺技もなしでスポーツ漫画に挑んだ『ユート』は打ち切られてしまったという最近の経緯もあるんで、ジャンプでやるからにはこういう方がいいかもしれない。ピンチになると鷹見が宿って投げたりする漫画ですかね、やっぱり。
美咲ちゃんは可愛かったです。太郎が助けたメガネっ娘もちょいキャラにしては作られてる感じがしたんでこっちもヒロインかな。双方、女の子は可愛かったです。
●ONE PIECE
「あの狙撃手!!ものスゴイ腕ですっ!!!」
熱くて死ねる。
もう何年前になるか分からないんだけど、ガレーラカンパニー篇が始まったあたりで、今回の話のポイント二つは、「ロビンの過去との決別」と、新しく船大工が仲間になることで船大工ポジションを失うウソップの「狙撃手としての職業矜持」の二つ……みたいな話を当時の感想でちょくちょく書いてたんだけど、感動的に描かれたロビンの過去との決別も絡めた形で、ついにウソップの狙撃手としての見せ場が来ましたよ。数年越しのタメの解放です。これは本当にカッコよかった。
サウロの反逆も無かったことされていたというのは、真実の歴史を重んじるロビンにとって歴史の改変にあたるので耐えられないこと。だからまだ本当の歴史を知ってる自分が生きてると泣きながら訴えるんだけど、それを今からお前は死ぬんだと憎たらしく否定するスパンダム。感情をあまり表に出すことのなかったロビンの悔し涙……という所で遠方から降り注ぐ狙撃の雨ですよ。あれだね、アニメだったら「ウソップのテーマ」みたいなのが流れるシーンだね。「生きたいって言え!」の所に継いで、エニエスロビー篇二度目の悶え。
ガレーラカンパニーの辺りから止まってた単行本査収。いい加減再開して既刊分は揃えよう。
●メゾン・ド・ペンギン
今のジャンプのギャグ漫画は『メゾン・ド・ペンギン』『銀魂』『太臓もて王サーガ』辺りの下ネタ系と、『ボーボボ』『ジャガーさん』あたりの不条理系で占められてて、ホワホワ系(『あずまんが大王』みたいなヤツ)がないような気がした。
なので、「選手犬」とか「白クマ会長」とかにはホワホワ路線を期待。動物はそっち方面に強いですから。なるか、下ネタとホワホワが融合したハイブリットギャグ漫画。
●To LOVE る−とらぶる−
触手はったりで実は弱かったオチ、実は極小宇宙人オチ……と、何かあると思わせておいて実は大したこと無かった!!オチで最近はきてるんで、今回のプールの仕掛け云々もなんか大したことないオチと予想。それか、単に夏だからプールシチェーションでエロシチェーションを描きたいだけか(そういえばこの前『エム×ゼロ』でもやってました)。
今週の1話1エロは水着着替えシーン。メインは乳揉まれるララですが、通はそれを見て自分の胸に手を当てる春菜の方に反応できるように……など、様々なニーズに対応してるハイレベルなサービスシーンです。
●エム×ゼロ
学園モノといえば生徒会を出さなきゃ始まらないだろ!ということで、新キャラの宇和井さんがイイです。いきなりチューです。『いちご100%』だったら、ここから主人公に好意を寄せる女の子続々登場のハーレム展開に入っていく所ですが、叶先生の漫画なんでそれはなさそう。主人公はヒロインに一途、愛花ちゃんに一途、ここは譲れません。
それでも宇和井さんは面白いんでメインキャラに昇格しての出番増を期待いたします。
●こち亀
最近鉄道オタクの話が続いてますが、何か意図があるんでしょうか。「鉄」の世界は奥深すぎて素人にはなかなか理解が難しいです。
でも単純に少年達が何かの目的に向かって団結して頑張るという話のスタイルは好き。大人の都合で困難が待ち受けてるというのも王道です。少年なりの発想で何かを成し遂げるのか、大人の世界、時代の流れには勝てなかったという哀愁で締めるのか、結構次回が楽しみ。
●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
今井さんさらわれるの巻。
お姫さまポジションは柄じゃないキャラなんですが、それが逆に燃えます。
でもこれだと、主人公パーティにヒロイン分が不足しないだろうか。ロージーがヒロインだからイイんでしょうか。あれかな、ナナがまた仲間になるのかな。出立にあたってナナがどうしてるのかはボカされたままだった気がするし。
●謎の村雨くん
一緒に始まったお色気漫画二作に比べて勢いよく掲載位置は下がってますが、今回はすごく面白かった。なんらかの制約が課せられて本気を出せなかった強キャラ主人公がついに本気を出すという展開は燃えます。制約(人前で本気を出せない)を上手くすり抜けるために知恵を絞るというのがこれまでのこの漫画の見せ場だったんですが、そういうのはちょっと妙味を楽しめる人じゃないと楽しめない部分もあったと思うんですよ。なので、今回の解放はストレートに楽しめて一般受けもいいんじゃないかと。このままバトル漫画化も、個人的にはアリです。
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ガレーラ編の最初がすでに何年前。われわれも順調に年とってるのに、そんな気がしてこないのは何故なんでしょう。
>ONE PIECE
「どうだウチの狙撃手の実力は!」
サンジは、そげキングを仲間にする気満々ですね。ウソップの後釜に。
「ウソップのテーマ」なら、それらしき曲はキャラソングアルバムに収録されています。しかし、このシーンで流されるべきは、そげキングのテーマでしょう。アニメの方もチェックしているんですが、すでに2回は使われていますよ。あの歌詞で、オリジナル曲で、カラオケビデオ(パターン違い)付きで。
3回目は、まさに今週のシーンになると楽しみにしております。
ちなみに、EDのキャスト表にも今はウソップいません。いるのはそげキングです。