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 キミは知っているか?かつて「ハブさん」や「プンプイ」といった名キャラクターを動かしてマガジンの巻末で週一の笑いを届けてくれていた偉大な漫画家がいたことを。
 キミは知っていたか?そんな偉大な『ポチへな』が、『クロ高』に比べると全然売れてなかったことを。
 そんな感じの、西本英雄先生がマガジンの巻末で(好評?)連載中の、マガジン連載作家陣の舞台裏暴露漫画。漫画/出版業界の舞台裏面白話と、西本先生の体を張ったギャグとが楽しめるので、裏話スキーにもギャグ漫画スキーにも強く(自信なさ気に)お勧めしたい1作。
 『ポチへな』好きだったからこの漫画が連載始まった時はすげーツボでした。あー、ハブさんの人が何かやってる!みたいな感じで。2巻の途中くらいまでマガジンの連載でタイムリーに追いかけてたんですが、読み返しても笑えるし、未読部分も勿論ツボでした。高層ビルのスゲー家に住んでる『ネギま!』の赤松先生と、貧乏漫画家物語を地で行ってる西本先生がコラボレーションしてる時点で面白いでしょ。さらにはCLAMPの4人が西本先生のアシをやってみたりと、もう本当無茶苦茶です。マガジンの看板作家がちゃんと一緒になってバカなことやってくれるのがスゴイ。それだけ看板作家は心が広いっていうか、西本さんが愛されるキャラしてるんだろうなー。

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 世の中の漫画業界、もっと広く創作業界は、確実に作り手の普通の人化が進んでいると思います。一昔前なら漫画家さんの生の声を読者が聞くことなんかは少なく、聞けたとしても雑誌やTVといったメディアのフィルターを通してしか聞けなかったため、なんか漫画家/クリエイター→一般人とはまったく異質の雲の上の人といったイメージがあったと思うんですが、WEBの普及もあって(僕はやはりこれが一番の要因だと思う)、WEB上の作者本人の日記などで生の声が気軽に聞けるようになって、なーんだわりと普通の人なのね、作品が勝手に出来上がってくるわけじゃなくて、そこにはそれを作ってる人間がいるのねというのが読者にも広く伝わってきてると思います。もともと、作品が好きになればなるほどその作り手についても知りたいというニーズは根強く存在していたようで、それにもマッチして、この作品のような作品の裏の作者、業界の舞台裏話の紹介漫画が誕生したんだと思います。マガジンが作者勢による巻末コメント掲載を開始したのも、この作品の連載が始まった頃です。読者は、作品だけじゃなくて、それを作ってる人間の生の声を聞きたがり始めているという判断があったものと思われます。僕も、これからはさらにその方向に世の中は向かっていって、いわゆる「打ち切り」をはじめとする大人の事情なんかもわりとオープンになって読者もその辺りの裏事情まで分かって漫画/創作を楽しめる世の中になっていくと思います。そういう作り手と受け手が近くなっていく世の中が、受け手が作り手へのリスペクトを忘れて自我肥大にふるまってしまう負の側面に流れるのではなくて(一線で活躍してる人は普通の人ですが、やはり尊敬されるべき意味でどこか普通じゃない人です)、楽しさを倍加させる正の側面に流れていければいいと思います。

 これ、そろそろジャンプでも同じような舞台裏漫画とかやんないのかな。これだけいじられながらも下からコメディな感じで舞台裏を探れる人材は、ジャンプでは『メゾン・ド・ペンギン』の大石浩二先生だと思います。『ペンギン』が打ち切られたら是非そっちの方向の漫画で頑張って頂きたい。既に赤マルでバンジージャンプさせられてるなど、サメと同じ水槽に入れられてる西本先生と共通する作者自体がネタ漫画化傾向が現れ始めているので、大いに期待したい所です。

 マガジンの巻末に掲載されてる漫画なのに、アニメソング対決でジャンプ系の『愛をとりもどせ!(北斗の拳)』を歌う西本先生に心酔だ。大石先生もこれくらいはやるでしょ?聞きたくても聞けなかった冨樫先生のあれこれとか、当たり障りありそうなこともツッコんでくれるでしょ?

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