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 「お前の瞳が見えるようになる頃には、きっとそうなってるよ」(ルルーシュ・ランペルージ)

 前回第02話「覚醒の白き騎士」の感想記事でも60を超えるトラックバックを頂きました。皆さんご協力ありがとうございましたm(_ _)m。当ブログの感想記事は管理人在住地域の放映日(金曜深夜)以降になりますが、今回も早い放映の地域にお住まいの方のために、早めにTBできるよう記事は立てておきます。今回もふるってトラックバック頂けたら幸いです。引き続きトラックバックセンターとしてご利用下さい。
 <追記>感想書きましたー。
 ◇



<以下、本編感想>

 ルルーシュが結構普通に優しいヤツ。「綺麗事で世界は変えられないから」って殺しも厭わずなことやってしまってるんだけど、人格的には逸脱者でもなんでもない感じ。むしろ「ブリタニアをぶっ壊す」って叫んでた方が、母親を暗殺されたりそれがきっかけで外交上の道具にされて苦渋を味わってきた(らしい)という境遇のために、無理してそうなっちゃってる本質とは異なる側面の感じ。本来のルルーシュは第01話冒頭のシーンのように、スザクよりも弱々しく、スザクに引っ張り上げてもらってようやく崖をよじ登れるような子で、さらには今回もクロヴィスを殺したことで吐き気を催してしまうような決してメンタル面も強くない子。一番の行動原理はやっぱりナナリーなんでしょ。第01話の死に際で思い浮かべたのはナナリーだったし、今回も「作らねば、ナナリーだけでも幸せに過ごせる世界を」と、世界/体制を敵に回して反逆していくんだけど、そっちの過激な側面がむしろ有標で、妹を心から想ってて、学友や妹と過ごす優しい世界を望んでるのが本来のルルーシュって感じ。世界を作る理由の一つに、もし素性が明らかになってしまったらシャーリーやリヴァルも離れていってしまうだろう……(そうならないために)って辺りも普通の等身大の高校生なりの感性を持ってる感じ。しかも次回スザクを助けに行くんでしょ?やり方がダーティーなだけで、ハートは普通に健全な少年向け作品の主人公みたいだよ。

 そんな大事なナナリー、ミレイ先輩、シャーリー、リヴァルといった面々との楽しげな風景が、回帰点にして、今後第01話の契約時の伏線通りだと孤独になっていくルルーシュを際だたせるために第03話時点で描写しておくべき風景って感じ。こんな楽しげな風景でいられなくなるほど、ルルーシュは孤独になっていくんだよ、たぶん。

 冒頭に引用した台詞から、ナナリーの瞳が開く時がクライマックス1になりそうな雰囲気です。主人公ルルーシュの能力自体が瞳を使った能力なので、「瞳」繋がりでナナリーの瞳が開いた時に最初に見るものが何なのかというのは想像を巡らせるだけで熱くなれる部分です。

 ◇

◇今週のピコポイント

●C・C(シーツー)の謎

 研究はブリタニア本国には秘密だったということで、ブリタニア本国絡みの何らかの「力」の研究が行われていた模様。第01話でC・C(シーツー)がルルーシュを初めて見た(というか知覚したというか)時に「見つけた……私の……」と言っていましたが、ルルーシュが皇国の血筋と明かされた今となっては、なんらかのブリタニア本国の謎繋がりでC・C(シーツー)とルルーシュが繋がってることが示唆されます。第01話冒頭のスザクとルルーシュの風景を同じ姿のC・C(シーツー)が見てるシーンがある、今回C・C(シーツー)が入ってた入れ物が複数描写されてる……といった点から、C・C(シーツー)が何らかの超常的存在なのは明らか。ルルーシュと契約を結んでギアスを授ける時に「異なる摂理」「異なる時間」云々の台詞がありましたが、力を与える側が与えられる側よりも劣ってるということも無いと思うので、C・C(シーツー)も普通の人間とは違う摂理で違う時間を生きてる存在の可能性が高いです。何にしろ一つだけ叶えると契約を結んだC・C(シーツー)の「願い」が何なのかですね。たぶん、今回のルルーシュとナナリーの千羽鶴のシーンで出てきた「願い」の言葉もかかってくる、作品のキーポイントです。

●ギアスの力

 色々明らかになってきました。

・行動を操れる(命令ができる)
・直に見る必要がある(瞳を直接合わせなきゃならないのか、姿を見るだけで良いのかはまだちょっと不明。必ず瞳を合わせてる感じもしますが、第01話で兵士達を殺した時、複数の兵士全員と直接瞳を合わせてたというのは無理っぽい気も)
・同じ人間には一回きり使用可能
・一定時間で効力は切れる
・時間差発動、遠距離発動も可能っぽい(今話の咲世子さんを操ってた場面より)

 効力の有効時間が、かなり短時間な印象。エロ同人誌描こうとしてた人残念。「胸さわらせろ!」とか命令しても(← ルルーシュのイメージ台無し)、ちょっと触っただけで素にかえられて、「何やってんのこの変態!」と殴られるという、どこのコメディアニメだ状態になってしまいそうです。Hなことには使いづらい。

●猫かぶりカレンが可愛すぎる点

 髪下ろしヴァージョンのファーストカットでやられました。か、可愛い。一気にカレン>シャーリーに傾きかけた自分が。裸満載のサービスシーン乱舞も漢気を感じます。脚本上、別にルルーシュVSカレンの心理戦第二ステージでカレンが裸のシチェーションを作る必然性は特にないんですが、だって描きたいじゃない!という強いパワーを感じます。シャンパンをかぶったからシャワーシーンに突入したというよりは、シャワーシーンを描きたかったからシャンパンをかぶらせた。いちご100%イズムです。

 地味にブリタニア人と日本人のハーフで、ナオトなる兄の存在があった模様。反逆の動機が兄妹絡みっぽい所とか、やっぱりルルーシュと似てる気がするなぁ。

●アッシュフォード学園の生徒会が凄すぎる件

・馬術部に突入されたことがある
・同性のトップとアンダーのバランスを気にかける生徒会長
・男女逆転祭り
・絶対無言パーティー
・水着で授業

 ルルーシュもやってたんでしょうか

 無駄にサービスになる水着授業はともかく、馬突入事件は酷い。馬には勝てないよ、馬には。

●次回、仮面の指導者ゼロ登場

 スーパーどうでもいい所で、あのマントとか仮面とか、どうやってルルーシュが手に入れるのかが気になる。

1.ちゃんとした物語がある。
2.ルルーシュの自作。
3.オーダメイド(しかもネット通販)。

 ◇

 次回、ああ、前回スザクが無償の想いでルルーシュを助けに行ったように、ルルーシュもスザクを親友として助けにいくのか。だけどお互いに立場は敵対してるということをまだ気付いていないという。マジで面白いなー。



◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。

 それでは!

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