ブログネタ
今週の週刊少年ジャンプ に参加中!
 これで最終エピソードでもいいんじゃね!?というノリの「ネウロ」と「リボーン」が面白かったです。弥子かっけー。
●家庭教師ヒットマンリボーン!

 ツナがただ優しいだけなのがカッコいいなぁ。別にマフィアのボスになんかなりたいわけじゃないというのは変わってないんだろうけど、骸の時はランチアの、今回は9代目の悲劇を見せられて、こういう悲劇を拡大再生産させないためにだったら戦おうと、動機はささやかな優しさ、それだけ。
 ツナファミリーが立ち上がる場面が異様にカッコ良かったんで、そのままの乱戦も見たかったけど、中断して日常パートが挿入されたのは結果的に良かったです。バトル路線前の日常コメディ路線だった頃の風景が、ツナの帰るべき場所として、意味があったものとして機能しています。京子ちゃんのお守りは絶対クライマックスで使われるよ、これ。

●アイシールド21

 王城戦前に少しだけ入った十文字の意味ありげなシーンは、VS猪狩には十文字が立つという仕込みでしたか。これ、今までのこの作品のスピリットから、帰結は読めるよなぁ。多分、「不良でも仲間パワーで高みに行ける」で決まりじゃないかと。桜庭が凡才でも眼鏡の先輩との仲間パワーで高みに行けるのを悟ったように、世間にバカにされていた黒木と戸叶とでも、仲間パワーを発揮して高みに行けると。来たるべき黒木と戸叶が十文字を後押しする場面は今から考えただけでも燃えるなぁ。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 ハルがネウロ単体に敵として認める高評価を延々と与えて弥子を軽視しきった所で、弥子が一瞬でパスワードを破ってバリアを破壊したのには燃えた。最後の横アングルの弥子が超カッコいい。「一回でも失敗したら……でも……」という、ささやかだけど圧倒的な確信。こと他者を理解する/動機を解するという点においては、能力値として圧倒的な弥子。ネウロも「ネウロには解けなかったと思う」と聞いてもさして感情の起伏を見せず、さりげなく認めてるんですよ。超クールな二人です。許斐先生的なクールさじゃなく、普通のクールさを描いてくれました。カッコいい。

●BLEACH

 一護が出会ったばかりのネルになんでそこまで……というひっかかりが生まれそうな一気に虚化までを披露の回。一護の行動原理として、「万人を護れるとは思わないけど、できるだけ一杯護りたい」という趣旨の台詞が語られる場面が超序盤にあるんですが、その辺りを覚えてないとちょっとひっかかるかも。母親を護れなかったトラウマから、万人愛じゃないけどやっぱり万人愛みたいなのを持って、広く「護る」というのを掲げてる主人公なのです。それゆえのまだ関係性の薄いネルのための虚化。ルキア、織姫……と、関係性の強い特定の個人を護ろうとする話が多かったんで忘れがちだけど実はこういう人です。ネルをいきなりルキアらと同格の響きになってしまう「仲間」という言葉で呼ばないで、「誰であろうと目の前で傷つけられるのを見てられねー」みたいな感じだったらもっと自然だったのかも。

●メゾン・ド・ペンギン

 エロ江口以外は新キャラという、前回から続く新キャラ攻勢。ゆうつんちゅが地味に良かったかも。こういうの、ギャグのオブラードに包んでるけど、大石先生からの一般人への励ましのような気がする。ニートネタとかイタイ人ネタも、嘲笑してる感じじゃなくてむしろ励ましでやってるような気がしてるんですけど、気のせいかなぁ。

●エム×ゼロ

 観月ちゃん、初対面で九澄に押し倒され、今回は引きで粘着植物(動物?)にスカートに侵入され……と散々です。是非ともこのまま薄幸のエロシチェーションキャラとして定着していって欲しいです。

●To LOVE る−とらぶる−

 保健の衛門先生の意味深な目線のオチは、特にひねったりはせずに私も宇宙人でしたオチでした。
 あれですね、『無敵看板娘』の酔った美輝のお話みたいな、アクティブヒロインがしっとりと変わってしまったよ!というお話でした。しっとりヴァージョンになっても結局パンチラしてるんで、今イチ印象は変わらなかったですけど。

●P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)

 卓球の技術の説明回&破王三人組の凄さをひたすら説明回……と、ちょっと退屈だったかな。眞白が解説役、ヒロムにいたってはすっかり背景化というのが凄いです。多弾道キャラクターエンタメの方向で行くという雰囲気は醸し出していましたが、それくらい破王三人組も魅力出していく方針のキャラなのか。最後に乙女ちゃん問題を曖昧にして引き続き卓球部パートに出てきても自然にオとしてるのは流石だと思いました。地味だけど大事な点。連載序盤でヒロインを推していかなかったのが打ち切り要因じゃ?という作品は沢山見てきたんで無難な戦略です。

●OVER TIME

 打ち切り最終回でした。琴吹が自分の意志で野球を選び直すシーンとか、所々にいいなぁと思う場面はあったんですけど、平均するとどうにも印象が薄い漫画でした。感想書いたのも多分初回くらい。なんか、どこが悪かったとかもあんまり思いつかない漫画でした。特にすごい欠点があるわけでもないんだけど、すごく心に響くわけでも無いしなぁ、というか。まずは感想書く気になるくらいの何かがあるのを次回作では期待したいです。

●斬

 これも打ち切り最終回でしたが、こっちは不思議と毎回感想が書きたくなる何かがありました。たまにバトルでカッコいいコマがあったのと、あとアレかな、実力はともかく剣劇に対する愛が感じられたのが良かったのかも。一生懸命カッコいい剣劇を描こうとしてるなぁ……というのをほのぼのと見守りたくなる作品だったというか。それと月島さんは間違いなく魅力を秘めたヒロインでした。何が魅力か言語化できないんですが、なんか、いたら困る娘なんだけど、ちょっと血迷ってどこかにいて欲しいと願う自分を許容してあげたい……みたいな。すいません、心境が複雑です。
 とりあえず画力アップしてまた来て欲しいです。杉田先生は応援。これは本心です。

●次号より新連載3本

・鷹野常雄・小畑健「BLUE DRAGON ラルΩグラド」

 今度はタイアップ付でファンタジー作品ですか。とりあえず見てるだけでスゲーと思える絵にまた会えるのは保証済みなんで、あとはストーリーの面白さに期待です。

・暁月あきら「神力契約者M&Y」

 僕的に本命かな。読切の時の感想はこちら
 読切時の魅力を十全に発揮できれば、かなりイイ所まで行くと思いますよ、マジで。剣に萌えにバトルに眼鏡に……と、面白い要素は何でも入れてっちゃえ!という高尚さを追求しない大らかなエンタメ精神を感じる作品でした。是非とも読切のノリを期待です。

・武井宏之「重機人間ユンボル」

 「シャーマンキング」を途中から読み始めた人なので、初回から読む武井作品はこれが初めて。後半しか読んでないですけど、武井先生の魅力は楽しいキャラクターだと思うので、アンナみたいな人気キャラを一人でも創出して推していければいいんじゃないかなーなんて思ってます。

 新連載楽しみです。また、毎週ワクワクで続きを待ってしまうような作品が始まるといいなぁ。

→うめぼし食べてスッパマン


Dr.スランプ アラレちゃん DVD-BOX SLUMP THE BOX んちゃ編
Dr.スランプ アラレちゃん DVD-BOX SLAMP THE BOX ほよよ編

→応援よろしくです。


現在の人気blogランキングをCHECK!

前回の感想へ次回の感想へ
WJ感想のインデックスへ