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 本日は漫画部門をお送りします。企画概要はこちら

 去年のはこちら。新規開拓もわりとできた方の年だったんですが、果たして選んだのは……




第5位
土塚理弘・五十嵐あぐり『BAMBOO BLADE(バンブーブレード)』


 「欲しいな…DVD-BOX…」

 こんな部活漫画が読みたかった!と脳天にズキューンときた一作。高校時代に部室にあった『帯ギュ』を読んでた頃の感覚にトリップ。今タイムリーに高校生の読者が読んだらどう思うのかはちょっと分からないんですが、大人になってしまった読者が、学生時代に部活で男女入り乱れながらワイワイと楽しくやってた頃の雰囲気を思い出して読める一作。ヤングガンガン連載だけあり、最初は視点キャラが大人である顧問の先生にあり、若干の郷愁感を含みながら始まっていく辺りもポイントです。題材の剣道を漫画の範囲内で丁寧に描写してくれてることや、女子剣道部のお話ですので、美少女漫画として括れる辺りもいち押し。アニメっ娘だけど実は天才剣道少女……とか、猫かぶりっ娘だけど実はSな娘……とか、ちょっとピクっと反応してしまった人は読んでみるが良いよ。というかサヤ表紙の4巻キター↓

BAMBOO BLADE 4 (4)




第4位
松井優征『魔人探偵脳噛ネウロ』


 「…これ…1回でも失敗したら大変なことになるんだよなぁ……でも」

 VSハル編後半が熱かったんで、圏外から怒濤のランクイン。謎解きのネウロと、動機に迫る弥子……という序盤から入ってた仕込みが十全に開花した、VS篚口から、ラストの弥子によるパスワード解体までが熱かった。ハルに操られた人達が万人橋を作ったりと、やっぱり松井先生の発想は飛び抜けてると感じる一幕も常に付きまといましたが、ジャンプに一つくらい、こんな人気作があって良いのです。

魔人探偵脳噛ネウロ 9 (9)




第3位
赤松健『魔法先生ネギま!』


 「夕映さん…本当のことを言って下さい。僕は僕達自身のために悪を行う。それを逃れることはできないのだと」

 今年は極上エンターテイメントでした。もう、当初の売りだった美少女ハーレム萌え漫画の体裁はどうでもいいんじゃ?ってくらい、普通のエンターテイメント少年漫画として熱かった。「まだ迷いがあるなら綾瀬の話を聞け!!」と千雨に送り出されてから、ラストの綾瀬夕映との会話までの流れが好き。夕映とか、序盤ではピックアップされてなかったという点で普通ならメインヒロインとは言えないんですが、この重要ポジション。31人総ヒロイン制が惜しみなく発揮されてる一幕です。それぞれのヒロインにある膨大なバックボーンが絡み合って最クライマックスを演出しておりました。最後に飛び立っていくネギに向かって一言かける朝倉……なんて辺りもいいよね。

魔法先生ネギま! (16)




第2位
CLAMP『ツバサ―RESERVoir CHRoNiCLE』


 「…それでも…生きていてくれて…よかった…」

 10数巻分かけて仕込まれていた一大伏線、「もう一人の小狼」伏線がついに今年は回収。その東京編のエピソードを通じて、これまでの物語を通して積み重ねられてきたものが転覆。だけどそれでもまた微かに残った関係性と新たな願いを胸に4人が再び歩み出すまでが描かれました。十全に仕込まれてきた上での主人公チェンジ展開は本当凄い。読み続けてきて良かったと思えた作品の転換点エピソードでした。『XXXHOLiC』もほぼ込みでのランクインね。だいたい、ファイと四月一日くん、サクラとひまわりちゃんを作品をまたいでシンクロさせての「生きていてくれて良かった」のシーンで語れる1年だったと思うので。

ツバサ―Reservoir chronicle (17)




第1位
尾田栄一郎『ONE PIECE』


 「ロビン!!!まだお前の口から聞いてねェ 「生きたい」と言えェ!!!!」

 今年はこれ!数年におよぶタメが完全に昇華された、震えまくりのエニエスロビー編最クライマックスでした。ウォーターセブン編からロビンが、ウソップが、○○○が……と、仲間がバラバラになっていってしまう一種のフラストレーション展開だったんですが、クライマックスで王道の再結集。はるか昔アラバスタ編まで遡るロビンの死にたがり伏線が回収される「生きたい!」のシャウト、狙撃手の矜持そげキング降臨、絶体絶命の最終局面で駆け付けてくる最後の仲間……と、これ、読みながら泣いたポイント。こう、長いタメや伏線が怒濤の勢いで昇華されてカタルシスを演じる1年が来るのなら、これからも如何に長編になろうと読み続けたいです。今回の前のクライマックス、空島編の鐘を鳴らすシーンはもう何年前だ?という感じなんで、次のクライマックスがいつくるのかはなはだ不明なんですが、もう、一生付き合っていくくらいの覚悟でこの漫画には挑んでいきたいと思います。ロビン過去編を経て引用部分の台詞のシーンが描かれる「第398話"宣戦布告"」は本当泣いたなぁ。

ONE PIECE 巻44 (44)


 と、漫画部門はこんな感じです。新規開拓も結構したんですけどね。例えば『貧乏姉妹物語』もギリギリまで入れるつもりだったんだけど、代わりに怒濤の勢いの『ネウロ』を選んでしまいました。プレゼント企画までやったのに。スマヌ、かずといずみ先生。やっぱり新規開拓漫画よりも、ずっと好きだった漫画の怒濤の長期伏線回収劇の方を選んでしまいました。上位三つは本当凄かった。僕の主観ランキングに限らず、世間的な売れ筋でも日本の(世界進出度も凄いけど)トップセラーな三作です。わりとメジャー志向でミーハーです。でも、トップセラーなのが納得なだけの面白さと感動がありました。
 あとは、そんなスーパーセラーの中にさりげなく混ざってる『BAMBOO BLADE』あたりに注目してみてほしい所。上位3つは来年も引き続き読み続けるだろうし、既にハイレベルな楽しさを保証されてるような不動っぷりが既にあるので、この『BAMBOO BLADE』みたいな思わぬ掘り出しものに出会えたらというのが2007年の希望かな。

 次回はラスト活字部門です。ちょっと間をあけての更新となる予定ー。

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