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 別枠で書いた「ネウロ」の感想記事が結構長文になってしまって時間が無くなってしまったので、今週はそれ以外は軽めということで一つ。
●重機人間ユンボル

 初回にしては随分ひねったお話だったと思いました。最初の工事現場のオッサンがユンボルになって甦ったんだというのを理解するのに結構頭を使ってしまいました。まあ、そこは、ああ、あのオッサンがユンボルだったのか!的な「気づき」で一つ楽しんで貰うつもりの、作者としても狙った部分だったのかもしれませんけど。

 気づきというか、サプライズで、お姉さんが姫だったのには普通に驚いて楽しめました。このまま敵から逃れ得たお姫さまとそれを支えるヒーローのお家復興劇なんか読みたい気もしますが、武井先生の漫画なんで途中でスケールアップしていくのかな。

 世界観を色々と説明する第01話から入るのは、僕的にマイナス印象。現在の最成功例の「ONE PIECE」が大海賊時代の世界観説明から入って成功した作品なんで、それに習うのは分かるんですが、「ONE PIECE」以外の成功例があんまり思いつかない。泥棒時代の説明から入った「ポルタ」とか、漂流作家時代の説明から入った「ツギハギ漂流作家」とか、打ち切り作品ばかりが思い出されてしまいます。世界観を最初に提示してしまうんじゃなくて、ドラクエ的な、最初は視点キャラ視点から見える小さい世界から始まって、物語が進むに連れて実はこういう世界観だったのか!的に広がっていく作劇の方が僕は好き。

 世界観と言えば、重機はどうなんだろうなぁ。確かに子どもはショベルカーとか好きですけど。それってジャンプ読者層よりももう少し低年齢の子供じゃない?という気も。まあ、重機なんで、合体したりなんだりに期待しつつ読みますけど。

●「ONE PIECE」第438話“プライド”

 コアなワンピ読者は知るところですが、実は一味で一番ウソップを買ってる描写が入ってるのはゾロなんだよね。そのゾロがこういうことを言いだし、最終的にウソップも筋を通す流れになったということもあり、それゆえにラスト3ページのゾロの「ウソップ!!!」の一コマなんかがステキでした。

 漫☆画太郎の絵かというようなラストのルフィの号泣ゴマもワンピカラーです。そんな風景を「アハハ…!!!カッコ悪いわねあんた達っ」と見ているナミがステキだと思いました。「仲間」をキーにして仲間ゆえにおこる様々なエピソードを描いてきた数年に及ぶシリーズも、最後は仲間との「和解」を描いて一区切り。ようやく次回から新章っぽいです。船の性能とか、人魚とか、色々期待して待ちます。まずは、新しい船での再結集した仲間達の風景からかな。

●神力契約者M&Y

 「無辜の民を守る為」という戦う動機は、シンプルにして、全員救済の難しさをシビアに描く作品も多い中一周回って新鮮かな。普通に、ヒーローです。

 優名は毎週違うコスプレをすれば面白いんじゃないかと思った。ただ2話目にして、気合いで大ゴマで敵ぶった切っておしまいの話になったのは少し残念。読切の時は、ミスリードありで、実はサイガイストが取り憑いてたのは視点キャラ自身だった!みたいなサプライズもあり結構捻ってた印象だったんですが。単純路線で行くんでしょうか。シンプルに燃え萌え詰め込みつつも、話は結構捻りが利いてる的な作品に僕的にはなっていって欲しいんですが。

●エム×ゼロ

 ルーシーがレギュラーキャラ化!

 これで九澄の戦力は、柊父、エムゼロプレート、ルーシー……と、随分固まってきました。他のキャラがRPG的にプレートの段階が上がって分かりやすくレベルアップしていく中、九澄はこうやって、様々な要素でレベルアップしていくのが楽しいですな。是非とも、「姿が見えない」というルーシーの特性と、その他のキャラの能力が上手く絡み合ったエピソードを希望。個々の能力を生かしてエンタメさせてたこの前の分身捕まえエピソードをやってのける「エム×ゼロ」ゆえに期待できます。

●テニスの王子様

 太陽に向かって吹っ飛ばされるタカさんのコマは、改めてこの作品のスケールの大きさを感じました。太陽て。クライマックスでは月に登っていく『武装錬金』くらいのことはやってくれそうです。

 師範はいいキャラだなぁ。何ゆえ煩悩の数だけの波動球を身につけたのか。仏教関係だったら何か深い意味を連想させますが、和尚じゃなくて師範だし。

●To LOVE る−とらぶる−

 お色気が脇役にも広がってきたのがいいですね。里沙レベルだけじゃなく、矢吹先生が描いてるのかも微妙なサブキャラの娘までコチョコチョされてます。スカートの中とか、胸とか、ピンポイントに狙っていってるのがコチョコチョマシーンのいやらしい所です。この作品では、機械まで、色々心得てる。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 美しかったんで(たぶん)初めて単独別記事書きました。どうぞ↓

今週の「魔人探偵脳噛ネウロ」に星5つ!

●P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)

 ヒロムに特殊能力ついちゃったー!実は豪腕だった『はじめの一歩』、実は瞬速だった「アイシールド21」なんかとは差別化して、本当に素の少年のヒロムが頑張りを頼りに前進していく様が良かったと思うんだけどなぁ。動体視力か。うーん。

 眞白の暴走はたぶん一時的なネガティブ描写ですね。Play(楽しんでやる)することが主題の漫画だと思うんで、ちょっと負の感情が入ってる今の眞白はネガティブ。多分、負けます。まあ、負の感情と言っても、中一の少年の心情としては理解できます。自分で「八つ当たり」と自覚してるあたり眞白は大人ですし。

 アキラは可愛いですね。中一で気になる娘と二人きりというシチェーションにはときめくものがあります。「興味ある?」とか。こうやって恋愛の始まりを感じさせるくすぐったさが上手いシチェーションでした。アキラ人気で是非とも掲載位置を挽回してくれ。

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