
まずことの発端は、「魔法先生ネギま!」162時間目「幸福な未来に再見!!」内にて、超によって「超家家系図」なるものが提示されたこと。これによって、ネギは誰か一人と結婚エンドに落ち着くことが示唆されたわけです(作中で言及されてる通り家系図は偽物、超のブラフだった可能性もありますが、ここはストレートに本物だったと受け取って話を進めます)。そして、物語の作劇上、いきなりの新キャラと結婚するというよりは、既に登場してる既キャラと結婚するという方が可能性は高いため、俄然、予想魂に火がついてくるわけです。
そこでまず僕が注目したのが、162時間目で、超によって「超家家系図」が提示された瞬間、何人かのキャラに「稲妻に打たれたようなカット」が入った点。僕は、この「稲妻に打たれたかのようなカット」を、朝倉や五月といった明らかに現在はネギに恋心までは抱いてないキャラには入らず、一方でのどかや夕映といった明らかにネギに恋心を抱いてることがこれまで描写されてきたキャラには入った点から、「ネギに恋心を抱いてる記号」として解釈しました。
で、この記事の主眼は、その「ネギに恋心を抱いてる記号」が古老師にも入っていた点ですよ。
え、のどかとか夕映みたいにここまであからさまには描写されて来なかったけれど、古菲もネギのこと好きなの!?というわけです。
で、
ここから想像力と妄想力を爆発させて、シータさんが一説唱えてくれたわけです。
恋心っていうか、ネギと結婚するのは古菲なんじゃないの?と。
根拠はシータさんの元記事を直接見て頂きたいんですが、引用させて頂くと(シータさんごめんなさいね)、
----------------------------
<根拠>
・超鈴音が中国の家系。ネギがイギリス人なので、本当に子孫の場合はどこかで中国系の血が混ざることになる。
・あいばさんの「稲妻に撃たれたようなカットが入ったキャラが、現在ネギに恋心を抱いてるキャラに古師匠も含まれてる」考察。
・ネギと一緒にいる時間が長いと思われる人物に古菲も挙げられる。(修行で)
・魔法バレしていても【仮契約】していない。つまり、まだキスをしていない。ということは、今後、マジキスをするような恋愛関係に発展する可能性がある。
・超が最後に別れを言った人物がネギ、その前が古菲。これはご先祖様二人に挨拶をした可能性がある。そう考えると超と古菲の関係性が面白くなってくる。
ネギは誰と結婚するのか?@「あおいかみと!」さまより
----------------------------
……といった感じで、中々に妄想と言い切ってしまうには惜しい根拠が示されております。
さらに、その後ここのブログでこのクーネギ説(命名しました)を補強するかのような想像・妄想がコメント欄に寄せられ、それらもプラスすると、
<根拠2>
・サプライズ仕込みとしてちょうど適当なくらいに古は以前にもネギに気のあるかのような描写がある(ごぜん様のコメント)(まほら武道会の龍宮戦でネギの応援で奮起するシーンなど:「94時間目」のネギの「くーふぇさん しっかり――ッ!!」の後のコマの古菲の表情はこうしてみると恋する少女の顔に見える(僕の補足見解))。
・もしかしたら、超とネギ&古菲は、親子とまでは行かなくとも、孫とおじいちゃん・おばあちゃんくらいの関係で、ネギと面識がある。つまり、未来においてネギは生まれてくる超と出会うため、それゆえに超は「また会おう」と言って去っていったのではないか。古菲とのまた手合わせをしようという約束も、実はお婆ちゃんから拳法を習った的な意味合いでの、未来での手合わせという意味なのではないのか(僕の追加見解)。
・上述の説の補足として、157時間目の夕映の語りの中の「何故超はこの時代を選んだのか」という作中の疑問点に関して、「ネギを超は直接知っていたから」というのは一つの解答になり得るのではないか(東西南北さんのコメント)。
・そう言われてみると、バトル中の超の「君はそう言うとわかていたヨ」の台詞などは、3−Aに赴任してきてからの短い時間ネギを観察していてそう言う少年だと判断したというよりは、もっと以前(超がいた未来の頃)に超はネギと面識があったからこそ「そう言うと分かっていた」くらいネギのことを理解していたのだとは解釈できまいか(僕の追加見解)。
・そして、だとすると、未来の超の知るおじいちゃんなネギが過去を悔いていたとか、最悪ネギが「超の不幸」に関わっていたなどの理由があり(つまり、今回のエピソードで赤松先生が超の過去編をやらないままフィナーレさせたという変化球的な構成を取ったのは、後のさらなるサプライズのための仕込み)。超の狙いは「世界を変える」というよりむしろ「ネギを変える(成長させる)」ことにあったのかもしれない。だから最後に「私の望みは既に達せられた」と語って去っていったのではないか(東西南北さんのコメントと僕の追加見解の混合)。
・そう考えると、そもそもカシオペアをネギにあげたりしないで、色々秘匿したまま計画だけ完遂しちゃえば良かった超が、敢えてネギに関わっていった点にも納得が行くようになる(僕の追加見解)。
◇
……といった所なんですが、どうでしょうか、「ネギと結婚するのは古菲説」。
僕としてはシータさん同様、今年はこの説を推して行きたいと思います。個人的なカップリングの趣味でも、ちょっとばかし理論偏重的というか、頭を使って考え過ぎちゃうネギが、バカだけど(笑)明朗で天真爛漫な古菲に癒されて惹かれていくという感じのお話はステキだと思うし、逆にちょっと武闘派で色恋沙汰とは遠い感じだった古菲が、ネギに恋することで女の子らしく変化していくというお話もステキだと思います。今年の「ネギま!」同人誌はクーネギ(流行らせようとしてる)で決まりですよ!皆、じゃんじゃんそういう想像、妄想をすればいいと思う!
と、今回の記事はここまでなんですが、今回まとめた以外にも、このクーネギ説を後押しするかのような描写・根拠を発見したという方は、気兼ねなくこの記事のコメント欄に寄せて頂くか、ご自分のブログに書いて頂いてトラックバック下されば幸いです。意外と古菲が好きだったそこのあなた、一緒に可能性を模索していこうじゃありませんか!
→追加見解1:何気に、古菲は既にネギにプロポーズ(のようなこと)までしてる(シータさん)
→最新刊


現在の人気blogランキングをCHECK!
→前回の感想へ/次回の感想へ
→「魔法先生ネギま!」マガジン感想のインデックスへ
→『魔法先生ネギま!』/コミックス感想のインデックスへ
何と言うか、光栄と言うか嬉し恥ずかしと言うか、恐れ多いと言うか(汗
とにかくびっくりです。妄想爆発でも書いて良かった(嬉泣
クーネギどうなりますかね。ホントに流行ったら凄いなぁ。もし当たってたらぶっ飛ぶなぁw
では、また何か思いついたらコメントさせて頂きます^^