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ま、間違っても素人は手を出すな!
モエモエカフェのしっとさんが高橋てつや名義で4大少年誌の中では明らかに何かに突き抜けてしまった「少年チャンピオン@秋田書店」にて連載されてる、アキバガールコメディ漫画。
「しっと」というな名と「高橋てつや」という名のそれぞれに課された二つのアイデンティティ、二面性、その相克に苦しみ、悩み、本当のしっととは何か?と問いかける某コードギアス的な葛藤は微塵も無く、しっと?高橋てつや?関係ねーな、これが俺のアイデンティティだ!と、既にこの方はアイデンディディを確固たるものに昇華されております。そう、俺は
いやー、マジで凄いわ。内容の雰囲気はしっとさんのサイトの紹介記事を読んで貰うのが一番なんですが(1月28日の「W新作告知」の所)、濃い、濃すぎる。アキバ文化の那由他極みの作品につき、素人は間違っても手を出すな。
しっとさんの存在を知ったの実は無印〜MaxHeartが終わってからで(というか「チャンピオン」でこの漫画が始まってから知った)、タイムリーにプリキュア神と崇められた頃は知らないんだよな。お、惜しい、惜しいことをしていた。『ほのたん』とか欲しかったよ。
そんなプリキュア愛に溢れるしっとさん初の商業単行本、これが、プリキュア好きにとって面白くないはずが無いのです。南極さくらちゃんと択捉鯨ちゃんというふたりの中学生少女が贈る、愛と友情の美少女コメディ。まさにプリキュアスピリットの系譜ですが、さくらちゃんが百合っ気持ちになってたりと、素でしっとフィルターがプラスされてるハイブリッド乙女作品になっております。
武道で言う、守・破・離。
守(師匠の教えを守る段階)はきっとプリキュア視聴だった。破(師匠の教えから一歩離れる段階)は同人誌だった。そしてここに離(師匠の教えを超えて独自の技を編み出す段階)である『ペンギン娘』の登場です。贈られるのは、幾千万の読者への、アキバ文化のオブラートに包まれた楽しさ。素人は決して読まなくていいけど、素人じゃない人は是非読んでおけ!僕らが待ち望んだ、おバカ漫画がここにあるのです!
<以下、本編羅列感想>
・チャンピオン掲載時より、掲載順の時系列を再構築して、連載時はもう少し後に載ったカラーがカラーのまま1話目に。
・チャンピオン掲載時にあった、「さくらを口説こうとした男が、『アニメ見なきゃならないから』という理由でさくらにアウト・オブ・眼中判定を受ける話」が未掲載。ゆえに、より少女分のみに満ち満ちた作品に。たぶん、グッドジョブ。
・「017:無意味なパンチラにも意味がある」のサブタイ通り、パンチラ乱舞。むしろ見せるのが普通と言わんばかりの高橋てつやフィルター。
・それにしても栗尾ねねちゃんは美翔さん。『美翔舞の憂鬱』も結構欲しかった。
・後半の四天王バトル展開は、バトル作品に対するアキバ族フィルターからのメタネタという感じ。もう、凄いことになっていくんで読んどけ。
・総括としては僕はさくらちゃんより鯨ちゃん派。
というわけで引き続き高橋てつや先生を応援しております。同人から信念一つで商業でもデビューという物語はグっとくる。その信念が

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