締めは、図書館で百人一首を捲るという、赴き深い側面も視聴者にアピール(弓道といい、基本、古式ゆゆしき女性なんでしょうか)。短いお話ですが、綾乃さん→主人公への想いが、この時点では本気の恋いまでいかず、綾乃さん本人もまだ意識的と無自覚との間で揺れてるような淡い感情なのが良いです。いちるちゃんと仲のいい主人公が気になりつつも、嫉妬なのかどうかまでは本人も気付いてないみたいな。
いちるちゃんは唯一縦軸で他のキャラクターのお話にも登場してアニメ版では存在をアピールしてましたね。僕はいちる派or桃香派です。しかし、そんな僕の大好きツートップは、ヤフーブログのケータイ少女公式投票ブログを見てみると、今ひとつ成績が振るわず(;´Д`)。というか綾乃さんやっぱ強えー。伊達に続編まで作られてないということでしょうか。投票によって5人の中から専用エンディングを配信という今回の『ケータイ少女』アニメ版企画ですが、これは山田綾乃エンディングに決定っぽいですね。まあ、他の4人のエンディングはDVDに収録されると信じますよ。
気軽に見れるのがとにかく好きで、わりと本気でDVD出たら買ってもいいかなと思ってる作品なのでした。僕的には、漫画だったら『貧乏姉妹物語』とか『あずまんが大王』とか、何気なく短い時間でホワホワ分を補給したい時にテキトーなページをパラパラとめくってみる類の漫画、そんな系列のアニメ版的な位置づけの作品でした。感動巨編もいいけど、やっぱりこういう短い時間で気軽に楽しめる娯楽も必要ですよね。
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