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 ヒロイン陣の声優さん達が非常に豪華な『ケータイ少女』のアニメ版第05話が配信中(視聴はこちらから)。1話1ヒロインで5分程度のオムニバス形式というこの『ケータイ少女』アニメ版、今回第05話のトリはこの人。専門の続編も作成された人気キャラ、佐藤利奈さん演じる山田綾乃さんをフィーチャーしたショートストーリー。
 山田綾乃さん、確かに魅力的です。そんな魅力的な彼女の着替えを主人公が覗いてしまうという、お約束の展開を挟みつつ、物語のメインは美島いちるちゃん(幼馴染み)と主人公の仲が微妙に気になって弓道の試合で不振の綾乃さんが、駆け付けてきた主人公の応援パワーで復活する様を描いたお話。弓道のような自分との戦いの側面が強いスポーツは、LOVEパワーは逆効果のような気がしますが、そこはさすが綾乃さん、密かに気になる主人公の登場に舞い上がったりせず、冷静にパフォーマンスの向上に努めました。そんな大人な対応が良いです。

 締めは、図書館で百人一首を捲るという、赴き深い側面も視聴者にアピール(弓道といい、基本、古式ゆゆしき女性なんでしょうか)。短いお話ですが、綾乃さん→主人公への想いが、この時点では本気の恋いまでいかず、綾乃さん本人もまだ意識的と無自覚との間で揺れてるような淡い感情なのが良いです。いちるちゃんと仲のいい主人公が気になりつつも、嫉妬なのかどうかまでは本人も気付いてないみたいな。

 いちるちゃんは唯一縦軸で他のキャラクターのお話にも登場してアニメ版では存在をアピールしてましたね。僕はいちる派or桃香派です。しかし、そんな僕の大好きツートップは、ヤフーブログのケータイ少女公式投票ブログを見てみると、今ひとつ成績が振るわず(;´Д`)。というか綾乃さんやっぱ強えー。伊達に続編まで作られてないということでしょうか。投票によって5人の中から専用エンディングを配信という今回の『ケータイ少女』アニメ版企画ですが、これは山田綾乃エンディングに決定っぽいですね。まあ、他の4人のエンディングはDVDに収録されると信じますよ。

 気軽に見れるのがとにかく好きで、わりと本気でDVD出たら買ってもいいかなと思ってる作品なのでした。僕的には、漫画だったら『貧乏姉妹物語』とか『あずまんが大王』とか、何気なく短い時間でホワホワ分を補給したい時にテキトーなページをパラパラとめくってみる類の漫画、そんな系列のアニメ版的な位置づけの作品でした。感動巨編もいいけど、やっぱりこういう短い時間で気軽に楽しめる娯楽も必要ですよね。

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