らき☆すた／感想／第04話「やる気の問題」

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　「とあるゲームで、貧乳はステータスだ！希少価値だ！って言ってたんだよね。言われてみると確かにそういうニーズもあるわけじゃん？私は貴重なわけよ！」（泉こなた）

　「らき☆すた」第04話「やる気の問題」の感想です。感想っていうか、相変わらず作中に出てくる現実ネタに対する、主観雑感。

●「ウチがオチた後も延々か」

　こなたの遅刻の言い訳その１。地味に、先生もネトゲユーザーで、こなたと繋がったりしてるというのが面白かった。

●話を聞くとどうやらタイヤキを盗んだんで逃げてるらしいんですが

　こなたの遅刻の言い訳その２。文句なく『Kanon』ネタ、というか有名な祐一とあゆのファーストコンタクトシーンのパロなわけですが。こういうの全部分かってしまう自分が切ない。

●あつーい

　この夏の風景の中に寝そべるこなたの絵だけ、ハルヒ、Kanon系の写実ベクトル？の美麗京都アニメーション作画になってる意図はなんなんだろう。

●こなたのかがみとつかさへの誕生日プレゼントは団長腕章とToHeart制服

　団長腕章がかがみに似合いそうと言うこなたに対して、かがみが「あんたの方が似合いそうだ」と返すのは、勿論こなたの中の人がハルヒ役の平野綾さんだから。この１話に１ハルヒネタ（今回は２ネタ）、とことんハルヒネタで攻めます。

●ががみんの魅力にまた一つ気付いただけだぞー

　こなた役である平野綾さんがクレヨンしんちゃんのモノマネをする（しかも超似ている）という二重三重のネタ。思うに、昔はキャラの後ろに隠れてる存在だった声優さんだったんだけど、この作品はあからさまに平野綾さんという声優さんを前に出して、現実の平野綾さんの一種のパフォーマンスステージとしてアニメを機能させてる側面があるのですよね。声優さんのブランドを積極的にメタネタで作中でアピールするという、わりと画期的な作品なのかも。

●そろそろ『ハルヒ』の始まる時間じゃないか／やはりあの長門の長回しは手抜きなのだろうか／最近の＜ピー＞はたいしたことないなぁ／あー、さっそく叩かれてるよーあーあ。

　今週のハルヒネタ第２弾。長門の高速言語の回をどうやらこなたちゃんは見てるらしい。すぐにネットの掲示板で評判をチェックしてるあたりとか、最近のアニメファンはこんな感じなのかのう。というか、京都アニメーションが相手にしてるユーザー層が、そういったネット依存でどっぷりアニメみてるディープ層だというのを今更確認させられたようで何となく切ない気持ちに。そりゃ、夢見る児童向けに作ってるとは思ってなかったけどさ！

●なんか寝付き悪いし、眠くなるまで本でも読むか

　あー、このかがみんは可愛いなー。典型的に「あるある」と共感できるシチェーション。４人の中では今の所かがみが一番好きです。

●エンディング

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　「エンディングテーマドラマ」ということで、エンディングのドラマをそのまま収録するみたいですね。毎回変えるのだとしたら２クール分入れるということなんでしょうか。それゆえに、CDもアルバムのお値段という解釈でいいのかな？

　◇

　とにかく感想は書きづらいんですが、面白いです。基本ギャグ作品なんだけど、所々で何か胸にジンと来るものがある。今回だと、さらりとこなたの他界した母に触れてる場面とか。こなたとかがみの、というかつかさとみゆきも含めての友情物語だと思うと結構ジンと来る時がありますよ。

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Comments

[1. 空想のネームレス]

はじめまして、ちょこちょこ拝見させてもらってます。あいばさんの考察はいつも勉強になります。

>この夏の風景の中に寝そべるこなたの絵だけ、ハルヒ、Kanon系の写実ベクトル？の美麗京都アニメーション作画になってる意図はなんなんだろう。

このシーンの意図はおそらく背景に映っている、こなたの母の遺影を映したものだと思われます。…って、あいばさんならそのぐらいは分かってますよね。
その上で作画の空気感が違うのは何故だろうということなら私には分かりかねるんですが(汗)。

[2. あいば＠管理人]

＞空想のネームレスさん

どうも初めまして、コメントどうもです。レスが遅くなってしまいもうしわけありません。

やっぱりあのシーンだけ作画の空気感のようなものが違いますよね。

遺影が映ってるということで、普段の少々デフォルメされたというかアニメアニメした絵よりも、厳粛な感じを出したかった……？とかですかね。

今後も同じように要所要所で作画の雰囲気が変わったりするかもしれないので注意して見てみます。こなた母を意識させる箇所で共通して変わったりしたらビンゴなんですけど。

それでは、コメントどうもでしたー。