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今週の週刊少年ジャンプ に参加中!
 何を楽しみに読んでるのか時期によって変遷しまくりなんですが、最近は「D.Gray-man」、「サムライうさぎ」、「P2!」かなぁ。
●「ONE PIECE」第460話“夜明け前に取り返せ!!”

 結婚式に赴くナミに、怒りを燃やすサンジという図ですが、結婚式場にサンジが乗り込んでダスティン・ホフマンというよりは、ナミが自力でなんとかしそうな感じ。今の女性は強いから。

 あとはセオリー通りのパーティーシャッフルですね。新仲間のフランキーとの掛け合いが、この前のロビンとのやつも面白かったけど、今回のゾロとのもイイ感じです。あとはシャッフルされながら誰が誰とあたるかだなぁ。ホグバックには思想戦的な意味合いでチョッパーが当たると思うんですが、その辺り、ホグバックがゾンビを二体借りていたのがどう絡んでくるのか。

 オーズ自体はルフィの魂が入ってるだけあって、敵キャラの雰囲気無し。過去編なりなんなりでオリジナルオーズの人格も語られる箇所が出てくれば深い話になると思ってるんですが、どうなるでしょうか。

●To LOVE る−とらぶる−

 「え…水」→「蛇口が壊れた」→ララ、全裸に……の流れの所は強引過ぎて面白かったです。未だジャンプに受けつがれる『いちご100%』イズム。

 真打ち登場は予想通り女の子の霊っぽい雰囲気でしょうか。この娘もセクハラされるのかと思うと、故人を尊ぶってなんだろうと厳粛な気持ちになります。

 沙姫も一応旧校舎内にいるはずなんですが、オチに使われそうな予感。

●サムライうさぎ

 今週のベストはこれ。やっぱり、前回書いた通り、「お家」というか「母親」に囚われてる眼鏡(良成)が、自由の象徴にして作中是である志乃に触れて、そこから自由になるきっかけを得る話だったんじゃないかと。やはりこの漫画のテーマは自由な発想の圧倒的な是。

 とは言え、兄妹を平等に愛してくれた母親の想いが作中で否定されるわけでもないと思うので、その母親と今生きている兄との間での眼鏡が抱えるアンビバレントの解消というのが、この試合エピソードのキモとなりそう。キーを握ってるのは、眼鏡を試合に推薦したマロの真意なわけで。どう明かされるのか楽しみ。

 引っ張った第01話の志乃の涙伏線もだけど、キャラクターの真意を伏線として伏せたままどんどん興味を喚起していく作劇が非常に快感な作品です。

●D.Gray-man

 チャオジーがここにきて、人間とアクマの両方の救済を掲げるアレンに対する強烈なカウンターになるという重要ポジションに。この展開は熱かった。敵は敵、許すなんてできない。

 前回でラビ(というか「オレ」)がどうして戦争は起こるのか?という問いかけを発していた所から繋がってるのが熱い。排除し合う人間とアクマという世界の構図そのものと戦ってるアレンに、構図そのものに懐疑を抱いてるラビと、その辺りはまだ解り合えるんだけど、そういうメタな視点が無く構図の中に埋没して本気で敵を憎んでる者からすると、アレンの理想は到底肯定できないという過酷さ。

 まだまだ続いて欲しい漫画なんで、ここで教団の味方にすら自分の理想は理解されないという現実をアレンが叩きつけられたのは良かったですよ。そういう数々のハードルを前に、あがいてこその主人公だと思うので。

●必殺動物部

 顔耳だけ面白かった。最後に幸太くんがキショくなってたのはなんなんだろう。顔耳と一身同体になったとかなんだろうか。面白かったからイイけど。

●テニスの王子様

 剛の真田に対する柔の手塚みたいでわりとカッコいいんだけど、今更2.6mが云々、4.2mが云々ともっともらしい理屈的なことを言い始めたのがウケました。観客席まで50mくらいタカさん吹っ飛んでたから。

●こち亀

 『参考文献「工場萌え」』とか引用されてるのが面白かった。そんな文献出るほどニーズがあるのか。

 工場鑑賞は分かるような分からないような微妙な所だなぁ。廃墟フェチとかもよく聞くけど、そっちの方がまだ分かる。僕自身はゴシック建築(中欧の教会とかのヤツ)とか鑑賞するのが好きですが、それはなんらマニアックでも無いから話膨らまないなぁ。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 アイの口から、「度胸、耐久力、適応力」ゆえに逆境に強いという弥子の新たな特性が指摘されました。相手の本質を見抜く能力だけじゃなく、そういった要素も今後関わってくるっぽいです。

 「もしかするとネウロではなく……」(アイ)

 に続くのは、サイの正体を見つけてくれるのはネウロではなく弥子かも?的な言葉でしょうか。それだったら伏線通りど真ん中で綺麗なんですが。

 そして、地味にサイがゴリラにスリーパーかけてる絵とか、どれくらい作者が本気で描いてるのか分からなくてこの漫画は面白いです。

●P2!-let's Play Pingpong!-(ピーツーレッツプレイピンポン)

 そこには誰もいないのではないか 憧れて夢を見ていただけではないか

 の所はグっと来た。美術部の窓から運動する級友達を一歩ひいて見ているしかなかったヒロムが、努力の末(階段を駆け上がる絵で表現している)、ついに「当事者」に。

 そして、それを密かに見守っている乙女ちゃんという図で引き。王華戦エピソードラストの電車の中の見守りシーンも良かったけれど、この乙女ちゃんがヒロムを見守ってる図というのは好きだわー。なんていうか、母性的。

●エム×ゼロ

 運命は変えられないということが既に前半の説明パートの部分で語られてる気がする。やっぱり、入学試験で愛花は笑う。細かいシチェーションは違っても、大まかな事象は変えられない。

 それでそのままオチにできるエピソードなんじゃないかなぁ。今回ルーシーとの絆の話の部分で描かれたように、普通の生徒じゃないエム0だったからこそ築いてこれた絆を無為にするというのはあんまり褒められたものじゃないと思いますし。過去の改竄はやっぱり良くないよ。

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ONE PIECE 巻46 (46)
アイシールド21 25 (25)
ピューと吹くジャガー 13 (13)
真説ボボボーボ・ボーボボ 5 (5)
メゾン・ド・ペンギン 5 (5)
エム×ゼロ 4 (4)
P2!-let’s Play Pingpong! 3 (3)
BLUE DRAGONラルΩグラド 2 (2)
サムライうさぎ 1 (1)
バレーボール使い郷田豪 1 (1)

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