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 2週ほど感想書きませんでしたが、今週は簡単に書きます。本業とプライベートの関係で、今後も数週おきの感想になったりするかもしれないので、しばらく更新されなかった時は、今週は感想休むんだな、くらいに想像してくれるとありがたいっス。それはそうと、相変わらずネウロ大好き。
●ONE PIECE

 これまでの各種バトルから抽象し、かつ今回の話から総合すると、「自分の意志の大切さ」を今回は描いていて、それを奪うヤツらをこのエピソード内の悪として描いてるみたい。ホグバックとモリアの意志の介在しないゾンビを奴隷のように扱うという思想が否だし、アブサロムの意識を失ってるナミと強引に結婚しようという話も自分の意志の有無がキーだし、ペローネのネガティブホロウも自分の意志を奪うという技。一方で、倭の国のサムライの意志を尊重するように決着させたゾロのバトルは是的に収まってるという。

 なんで、オーズとルフィでは自分の意志の有無で存在として別れて、だからルフィは強いけど、オーズは怖くない的に決着が付くと予想。ONE PIECEのテーマの「夢」っていうのも、「自分の意志」、「我」が最大限に膨らんだ概念だしね。

●こち亀

 相変わらず勉強になる系で面白い。一種のブランドを応用する形で、警察署とか、そういう「公」機関がバックにあると思うと、マジで消費者は安心して買うっていうのあるんだよなー。時代の潮流としては完全に旧時代の流れだと僕がジャッジしつつも、未だに職に不安を感じた人が公務員に流れてる現象(公務員そのものが時代遅れなのではなく、安心=公務員という感覚が時代と乖離しはじめてるという見方です。念のため)とか、ほんとう、「公」ブランドの効果だと思う。公務員の中途採用枠が何倍もの倍率になったとかのニュースあったなぁ。

 そのブランド、つまりは形のない消費者の「信頼」というものが構築される様、没落していく様を両方描いていて、ギャグとしてまとめているのも面白い。こち亀のビジネス話は、僕毎回楽しんで読んでます。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 どちらかというと動機は度外視、そして「進化」の概念に惹かれてるハズのネウロが、動機を持たず、悪意の定向進化を遂げた存在であるシックスからの申し出を不快と一蹴するのが非常に熱かった。ネウロ、「進化」だったらなんでもイイというわけじゃないんだ。ちゃんと、ネウロなりの美学のようなものがあると。

 そして、そういったネウロジャッジを形成するにあたったのは、「これまで沢山の感情を経験してきた」という弥子との数々のイベントが根底にあるはずなわけで。

 構図として、

 既に進化を遂げたシックス一族(だけどネウロは嫌い)VSネウロが進化の可能性を見いだしている弥子(や、笹塚、吾代コンビに代表される人間関係パワー)

 と、同じ「進化」をキーワードにした陣営でも2サイドあって対立するという感じになってますが、ネウロは後者につくというのが熱い。そして、サイの可能性もネウロは買っていたので、サイも後者の方に収まるんじゃないかなぁ。

●サムライうさぎ

 加四郎さんの動機が、武士にバカにされないため、つまりは商人としての「体面」のために一万両貯めるというものなので、これは、これまでずっと体面や形式にこだわって閉塞していた人達が心理的に自由になっていく過程を描いてきた「サムライうさぎ」としては、加四郎さんの動機はこの時点では作中的にネガティブな感じ。なので、後々、結局は娘のためとか、自分のやりたいことのためのお金、みたいな感じで、加四郎さんなりの心の自由を手に入れるまでが描かれる話になるというのはほぼ間違いないんじゃないかと思います。

 恒例のイベントとして、作中の自由の象徴である志乃と加四郎さんが接触するシーンにはやくも期待かなぁ。

●テニスの王子様

 紳士砲!?あれ、レーザービームだっけ?七瀬氏がつけた呼び名と作中の本当の呼び名が自分の中でごっちゃになってる。

 とにかく、それまでの敵キャラの技を身につけているというのはわりと熱いシチェーション。刃牙が克巳のマッハ突きを使った時とか、わりと王道で好きです。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 前回、前々回と感想書いてなかったですが、エンチューがちゃんと裁かれるという帰結は良かったと思います。めちゃめちゃ綺麗に終わってると思う。「大好きだよムヒョ」のシーンは素で感動。いや、腐女子アイとか無しに、普通に感動。

 バレーボール使い、カトブレパスと終わったので、ここでもう一つ、ムヒョも終わりにした方が最高に綺麗な気がする。でも、勇者学の方が巻末なのかー、どうなんだろうなー。そして、どんどん終わってるのに、代わる新連載が発表されないのが気になる。一つは、復活するHUNTER×HUNTERって扱いなのかなぁ。

●瞳のカトブレパス

 わりと好きで、ジャンプの能力バトルもの作品として十分及第点って印象だったんですが、メイン読者のジャッジにかなうほどのパワーは発揮できなかったという感じでしょうか。みちるさんとか細美家の子分格とか加わって、これから多人数バトルが面白くなりそうな所だったので、それなりに残念。ジョジョ系バトル好きとしては好ましい漫画家さんだと思うので、次回作に期待しております。

●ジャンプスクウェア告知

 「鬼才和月伸宏」ときました。

 僕的には和月先生は鬼才とか天才って印象ではないなぁ。色々実験しながら、ぶつぶつとこうしてみたけど読者の反応はこうだった……みたいなのをコミックスおまけページに書いたりして(笑)、トライ&エラーをくり返して成長してきた秀才って印象。だから天才、主役にはなりきれない、剛太とか、そういうキャラを描くのが上手いのだと思ってますよ。

 一方で名キャラクター斎藤一に代表される黒和月イズムも好きなので、「エンバーミング」期待しています。ジャンプスクウェアは、購入予定で既に手帳に書き込み済みです。

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To LOVEる-とらぶる- 2008コミックカレンダー B6・壁掛・卓上両用型 週めくり 台座付
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