とってもバトル系。
今回はバトル漫画色濃厚な感じで、そして普通に何らかの条件のもと(今回の場合カードや武器が封印されている)に力を出し切れない仲間パーティが、凶悪な敵キャラに一時敗戦するという「タメ」の部分がイイ感じのタメでバトル漫画色ベクトルでも良かったです。ジャンプ漫画だと、BLEACHで、限定条件で日番谷達がアランカル軍と戦って苦戦し、引きで限定解除して反撃へ!みたいなパターンですよね。バトル漫画ばっかのジャンプのど真ん中バトル漫画のBLEACHを参照するほど、今回はバトル漫画チック。なんで、ラストの限定解除に相当する、アスナが拳で封印をブチ破る絵は燃えましたよ。
明日菜絡みでいくと、封印を拳でブチ破れたのは魔力無効化体質が多分関係してるんだろうし、京都編でのフェイト戦の時に、そもそもフェイトの石化が無力化できるアスナをサプライズとして描いていたりもしたので、ここで再びフェイトの前で魔力無効化を披露するアスナの場面を持ってくるあたり、アスナの過去との対話編ともなりそうなこのウェールズ編、アスナの過去には当然魔力無効化体質の話もかかわってくるハズなので、そういうアスナ話に持っていくための読者への導入という意図も今回は兼ねているのかもです。
あとは、ネギがやられると、一時的にパーティの指揮者は刹那になるというが、地味になるほどという感じで良かった。小太郎と楓はやられちゃうんだけど、刹那は本命のフェイトとやりあってもまだ余力を残してるとか、僕はもうバトル漫画で誰が一番強い?とかの話題で盛り上がる年齢でもない感じですけど、刹那はやっぱりちょっと戦闘力ヒエラルキー的に上のレベルに設定されてるキャラなんだなぁなんて思いました。お嬢様しっかりして下さい!の所とか、フェイトにやられかけた所でやっぱり「お嬢様…」の台詞が入る所とか、今回は木乃香×刹那分も結構豊富で堪能させて頂きました(笑)
魔法先生ネギま! 近衛木乃香 完成品
→前回の感想へ/次回の感想へ
→クーネギ推奨!ネギと結婚するのは古菲説・まとめへ
→「魔法先生ネギま!」マガジン感想のインデックスへ
→『魔法先生ネギま!』/コミックス感想のインデックスへ