
「じゅ、需要!?」(小早川ゆたか)
最終回前に怒濤の勢いで視聴しよう企画第1弾。第14話「ひとつ屋根の下」&第15話「いきなりは変われない」&第16話「リング」&第17話「お天道様のもと」と、らき☆すた4話分の感想です。
▼第14話「ひとつ屋根の下」
●小早川ゆたかちゃん登場
ゆい姉さんの妹の小早川ゆたかちゃんがこの回からこなた邸に居候。こなたパパが俺、勝ち組発言してますが、このアニメの視聴者層的に、女子高生視聴者がお友達感覚の一つ屋根の下シチェーションにワクワクというよりは、大人(つーかもはやオジサンより)視聴者がこなたパパに感情移入してこういう娘の年頃の女子高生に囲まれて暮らしたいなーという欲求を満たしてる感じ。
▼第15話「いきなりは変われない」
●平野綾ライブ
冒頭の、平野綾さんのライブに行ってこなたが何か感じて帰り道無口になってる描写は何を伝えたいんだろうなー。単純に、こなた=中の人が平野綾さんというネタだけでは無さそうなんだよなぁ。らき☆すた、時々しんみりとした方向で文芸的な演出が入るから分からない。
●3年次も皆と別々のクラスになって落ち込むかがみん
可愛い。これは、普通にこの年頃に仲良しさんと近くにいれない環境になってがっかりというのは経験も手伝って共感できる。めっちゃガッカリしてるんだけど、表面的にはツンとした態度を貫いてるかがみんが可愛過ぎる。そのうち、卒業とか何度も経験していくうちに、ずっとずっと一緒エンドってのは現実にはなくて、皆、それぞれの道へエンドしかないんだよなと悟るんだよね。
▼第16話「リング」
●ハルヒ回
冒頭から、こなたの新しい携帯の着歌が「恋のミクル伝説」な所から始まり、こなたのバイト先のコスプレ喫茶にかがみん達が訪れてハルヒ接待をされるというハルヒ押しの回。もはや、ハルヒ=フロントエンド、らき☆すた=バックエンドくらいの勢いで、ハルヒ視聴者を前提に作ってるよ。コスプレ喫茶って、こういう風にキャラになりきり要素も求められるものなん?(行ったことないからですけど)コスプレ従業員との会話の中に、作品の台詞とか絡めたりできる客がクール!みたいな、意外と駆け引きの応酬がみられる場なのかもしれない。それにしても、平野綾さん(本体)が、こなた@平野綾さんを演じながら、さらにハルヒ@平野綾さんを演じてるという摩訶不思議なシチェーション。結局平野さんは何を演じてるのかとか考え出すと頭がクラクラする。このシチェーション考えた人はキレものです。そして、その摩訶不思議シチェーションのまま、平野綾さん演じるこなた演じるハルヒと、コスプレ店員とで「ハレ晴レユカイ」ダンスを披露。ここは、ハルヒ好きとしては純粋に感動した。これだけ凝ったシチェーションでハレ晴ダンス再現という心意気が良いです。そして、ハルヒコスでユニット組んでCDまで出してるこなた。あーもう、アキバ系でアクティブな女子高生はこれくらいの活動はやってる時代なんだろうなぁ。コミケデビューが中学生、みたいな時代ですし。
▼第17話「お天道様のもと」
●進路
劇中でこなた達も3年次ということで、進路希望調査のお話が。いよいよ、夢のような時間も終わってそれぞれの道へ的な雰囲気に。つかさは、第1志望:栄養、第2志望:服飾、第3志望:マーケティング、みゆきさんは、全部医学部、かがみんは、第1志望:法学部、第2志望:経済学部、第3志望:文学部、こなたは、第1志望:団長、第2志望:南斗神拳伝承者、第3志望:コンテマン。本当皆バラバラになっちゃうんだなー。僕も、高校生の時に日本語教師になる!って進路希望調査出した時は夢に燃えていたっけ。意外と、文系だから法・経済?とか、成績良すぎて医学部……とかじゃなくて、その時点での未確定な能力にもかかわらず夢を書いたという点で、僕はつかさに近かった。
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