ブログネタ
ガンダム00(ダブルオー) に参加中!
 「この世界に神なんていない」(刹那・F・セイエイ)

 本日から始まった新ガンダムTVシリーズ、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の、第01話「ソレスタルビーイング」の感想です。
 とりあえず様子見?
 ◇

 中東兵がモデルで、所属するカテゴリ、思想的には神(原理主義と思われる)に依存した排他思想の中にいたのに、刹那個人は何の理由があってか無神論者だった。だけど、幼少時に光の翼を持って降臨したガンダムに助けられた経験から、神(信仰の対象のようなモノ)を見つけるという出だしは結構面白かった。あの、降臨した謎のガンダム(試作機かなんかなんでしょうか)が神々しく描写されて、それを刹那が刮目する場面は、無神論者だった刹那が神というか信仰の対象というか拠り所のようなモノを見つけたシーンって解釈が無難ですよね?

 で、この神々しい光の粒子=刹那の信仰、拠り所の対象の暗喩が、オープニングでマリナ・イスマイールというヒロインと、ガンダムエクシアとでシンクロして描かれてる場面が興味深いです。降臨した光の翼を持ったガンダムはめっちゃ武力で、物語冒頭では刹那はこの武力(エクシア)に依ってる感じがあるんだけど、一方でマリナ・イスマイールは今回の台詞からすると、平和主義者で、武力による武力の否定の矛盾を最初から突いてる人。その思いっきり相克する二者がシンクロ演出でオープニングで描かれてるというのが面白い。「矛盾」という言葉を広告段階から第01話にいたるまで連呼してるから、矛盾の中での拠り所探しみたいなお話が一つあるのかも。マリナが相当別格でヒロインっぽいですが、主人公&ヒロイン補正で刹那とマリナの関係が描かれるとしても、エクシア(武力による武力の否定)とマリナ(武力による武力の否定の否定)は基本的に相成れないモノだからなぁ。っていうか今公式サイト見てみたら、マリナ・イスマイールは24歳か!刹那が16歳なんで、恋愛劇が描かれるとしたら8歳差カップル!しかも女性が年上!この設定だけで結構面白いな。自分の年齢的にマリナを応援したくなる。20代中盤は頑張り所ですよ。

 ◇

 他は、とりあえず勢力が基本的に四つ(日本の少年も入れると5つ)と多く、またキャラの数が多いので、しばらくはキャラの顔と名前、立ち位置を覚えるのに費やされそう。第01話からガツーンと来るインパクトは感じなかったんだけど、それなりに面白かったんで視聴継続で感想も書いていこうと思います。SEEDも、がっちりハマったのは第34話からだからなぁ。長い目で視聴していこう。

→DVD


機動戦士ガンダム00 (1)

→OP曲

DAYBREAK’S BELL

→ED曲



→前回:ガンダムは誰のために創られているか?へ
→次回:第02話「ガンダムマイスター」の感想へ
機動戦士ガンダム00(ダブルオー)感想のインデックスへ