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 今週の「魔法先生ネギま!」タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想、192時間目「ヒーローの条件」の感想です。
 小太郎ー。
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 小太郎が意外とネギのこと分かってる、具体的には一人で抱え込んで一人で悩み込んでしまう悪癖に気付いているってのが、今回発見したけど、まあそうだよなと納得できて良かった。それこそ物語序盤から、テストのエピソードとか、VSエヴァ戦とか、ずーっと一人で抱え込んで悩み抜いてしまって、そうやって迷路に入りかけた所を、明日菜が体育会系のノリで方向修正してくれる……というお話がずーっと続いていました。小太郎が今のままでは明日菜にも叶わないって言ってましたが、そういう明日菜や小太郎が持ってるモノっていうのが、小太郎が口にした通り「アホっぽさ」なんでしょうね。

 そんなワケで合流四人目は小太郎。パズル的で面白い。ネギま!は初期設定段階から多数いるキャラクターの配置にすごい気を使っていて、ボケ役ツッコミ役から始まって、ツッコミの中でも理屈っぽく突っ込む役とか、体育会系ノリで突っ込む役とか、本当それぞれパズルのピースの如く役割をキャラクターが持ってるんですが、今回の魔法世界編冒頭のパーティーバラバラ展開っていうのは、組み上がってきたパズルを一旦バラバラにしてもう一回みたいな楽しさを押してる感じです。ちゃんと、組みあげるピースに順番がある。今回なら、ネギの悩み性を回復してやれるのは千雨だったりもするんだけど、千雨は理屈で諭すので、ネギが理性的で無いときは機能しない。だからこそ明日菜が昔から毎回力押しで軌道修正してたんですが、今回は明日菜がメインパーソンなんで合流はまだ先、よって、ここで力押しで軌道修正できる小太郎がピースとして組み上がる……みたいな。赤松先生の日記に、読者から次に合流するのはこういう理由で誰々でしょという類のわりと鋭いメールが来るというお話が書いてありましたが、そのパズル性ゆえだと思います。キャラクターのパズルのピース的特徴を今までで十分描いているので、ピースを熟知してる人にはある程度組み上がる予測が可能、みたいな。

 そして、オチは木乃香の回復魔法の力が強すぎたオチ。木乃香さん怖ぇーな部分ですが、着々と木乃香の天才性の伏線は積み重なってる感じです。やっぱり、石化したネギの村の人々を木乃香が直すのかな?

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