- ブログネタ:
- ガンダム00(ダブルオー) に参加中!

『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の、第04話「対外折衝」の感想です。
ガンダム00と「Level1飛空艇」症候群で書いた通り、ソレスタルビーイングっていうのは訳の(celestial being:天上人)の通り、天の上から見下ろすような大きい(マクロな)視点を持ってる存在として位置してるんだけど、今回は紛争の背景の複雑な政治的事情に対して大きい視点から見て全体像を把握してる組と、小さい視点から見てソレスタルビーイングのタリビア介入劇に関して裏の仕組みまでは把握してなかった組とに現在では天上人視点−地上人視点に別れてるというお話だった気がする。
それこそ天の上から見下ろして(絵的にもそういうカットが印象的に挿入されてる)、全ての事象を大きい視点から「予報」として読み切ってたスメラギさんがまず別格で、大きい視点のトップオブトップ。それに続いて、マリナさんに色々解説してた眼鏡の人とか、沙慈くんのお姉さんなんかが、それなりに大きい視点で現象を把握していた人。一方で沙慈くんは小さい視点で完全にソレスタルビーイングのタリビア介入劇のメカニズムが把握できない様子だったし、マリナさんも沙慈くんほどじゃないにしても、読み切ってはいなかったみたい(眼鏡の人に資格あるの?とか問われちゃってる)。
なんか現時点でこのままだと、単に大きい視点で現象が把握できない沙慈くんやマリナさんが頭が弱い可哀想な人みたいな感じなんだけど(;´Д`)、勿論そんなことを描きたいわけではなくて、沙慈くんやマリナさんの視点だからこそ、大きい視点を持ってる人に負けない何かが見えてくる/できるという方にお話がシフトしていくのだと信じますよ。
◇
一方で刹那は相変わらず何考えてるか視聴者には分からないように物語が進められています。ロックオン、アレルヤ、ティエリアに関してはそれなりに大きい視点で現象を把握しながら行動してるのが会話の中から読めるように描かれてますが、刹那にいたってはメカニズムを理解した上で自分の意志で介入行動を取ってるのかすら不明。
日本の平和な風景がミサイル一発で一瞬で瓦解し得るという妄想?のシーンが後々に重要な意味を持ってきそうだけど、さすがに現時点ではどう使われるのか予想ができない。それこそ、日常と非日常の「空の境界」的なことを暗喩したかった妄想シーンだったのかのう。
◇
今回初登場の人革連の少女パイロット、ソーマ・ピーリスはビジュアル的に可愛い(^^)/
→DVD

機動戦士ガンダム00 (1)
→OP曲

→ED曲

→前回:第03話「変わる世界」の感想へ
→前回:ガンダム00と「Level1飛空艇」症候群
→次回:第05話「限界離脱領域」の感想へ
→機動戦士ガンダム00(ダブルオー)感想のインデックスへ
ガンダムファン2号(ぇ と化した人革連のセルゲイ中佐と、強化人間ぽいソウマとの出会い。こんな子供が、なんて言ってますけど、ガンダムパイロットも同じくらいです。刹那が捕虜になる展開などあるなら、その際のリアクション超楽しみ。別にセルゲイが捕まってもいいけど。うわ、後者のほう超萌える。
おかしいな、普通なら刹那xソウマのカプに期待するはずなのに。セルゲイxソウマしか頭の中に浮かびませんよ?