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『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』の、第06話「セブンソード」の感想です。
相変わらず天上人サイド優勢で進むお話。地上人代表で地べたを這いずり回るが如く、援助を求めて世界中を回ってるマリナさんは、今日はフランスの外交の方に太陽光発電の技術支援をお断りされます。立ち去り際に見下ろされて同情されてる様とか、本当哀愁が漂ってます。おまけにホテルに戻ってからも、シーリンから言葉責め。「そんな当然のように言わないで」とか、マジで内心シュンとなってたに違いない。
ただでさえ優勢なのに、追加武装は届くは、今回はガンダム4体にプトレマイオス組も地上に降りての万全態勢だわ、王留美やクリスティナ・シエラらのバックアップ組の能力の高さも描写されるわで、天上人サイドの鉄壁の優勢さを保ったまま、戦闘に突入。そんな鉄壁に挑むパトリック・コーラサワーくんという構図に一度なりかけますが、そんなもん、コーラサワーくんが勝てるハズがない。ヴァーチェに照準あてられた時はマジでヒヤヒヤした。なんとか、ギリギリで今話退場だけは回避。これ、マジで勝てないコーラサワーくんはタメで、コーラサワーくんが実践で一勝をあげるのは重要場面で持ってくるんじゃないかと思えてきました。最終回でティエリア倒すとか、それくらいの勢いで。
そんなこんなで、天上人優勢も優勢という所で、カウンターとして引きに新キャラ、アリー・アル・サーシェスが登場というのは結構面白かった(冒頭でソレスタルビーイング批判を行ってることから、思想的にもソレスタルビーイングのカウンターと思われる)。劣勢の劣勢で新キャラの強キャラ登場とか、普通主人公サイドの方でやるもんなんですが、ガンダムOOはそのあたりを逆転させてるのはもう言わずもがな。
しかも、どうやら天上に昇る前の刹那の過去に関連している様子。戦闘前に、
「刹那はエクシアにどっぷりだからな」(ロックオン・ストラトス)
の所で、第01話冒頭での神はいないと地上で絶望していた刹那の所に降臨した神(ガンダム)のシーンを想起させるように、現在の刹那の拠り所としてのガンダムという部分を描いておいて、今はもう天上に昇った、神(冠されてるのは天使の名前だけど)も手に入れた、地上にいた時の自分とは違うという刹那の立ち位置を匂わせ、そこに強敵のカウンターとして登場する、過去の地上時代の因縁の人物(=アリー・アル・サーシェス)という展開。中々熱いです。やっぱり、形こそ違えど、今は天上に昇ったと思ってガンダムを信仰している刹那が、地上に因縁の深い今回のアリー・アル・サーシェスであるとか、マリナさんであるとか、沙慈くんであるとかと関わっていくうちに、地上を切り捨てられなくなっていくというのが無標の予想だよなぁ。
◇
無口キャラ需要を開拓しようとしつつあるフェルト・グレイスの掘り下げが地味に微笑ましかった。クリスティナとフェルトの仲良しさん同人誌に期待です。オチは、いつも酒を取りに行くスメラギさん。
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機動戦士ガンダム00 (1)
機動戦士ガンダムOO 2
→ED曲

→前回:第05話「限界離脱領域」の感想へ
→次回:第07話「報われぬ魂」の感想へ
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(シャロン・ヴィンヤード)
スメラギ艦長の秘密の一端とノーマルスーツに隠されていた巨乳っぷりが明らかになった第6話。ますますスメラギさんのファンになりそう。
>パトリック・コーラサワー
ジェリドもクロノクルもイザークも真っ青の噛ませ犬っぷり。完全にネタキャラ扱いです。個人的にはガンダムを倒すとかじゃなく、ドラゴンボールのミスターサタンみたいに、最後の最後でチョロっとオイシイ場面を攫っていくんじゃないかと予想……というか期待。
>アリー・アル・サーシェス
ガンダム世界でいうヤザンの系譜に連なるキャラ。こういう純粋な戦闘に快楽を見出すタイプ(キンブリーや、るろ剣の斉藤、バラ姐など)、好きです……性格悪いのかな、俺(汗)。