ブログネタ
魔法先生ネギま! に参加中!
 今週の「魔法先生ネギま!」タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想、204時間目「バカになれたら…」の感想です。
 ◇

 今回の闇属性でいくか、光系属性でいくかの選択肢は、結構ガチの選択肢で展開を読むのが難しいです。

 これまでの、ネギはナギにはならずネギ自身になる伏線や、今回のラカンのエヴァのことは好きじゃないのか?発言からすると闇属性を選ぶような気がしますし、逆に魔法世界編に入ってからこれまでネギに足りないモノのキーワードとして描かれていた小太郎の「アホっぽさ」からすると、これは今回の言葉でいう「バカっぽさ」だと思うので、バカっぽいラカンやお父さん(あと現在のアスナもここに入ると小太郎は言ってる)にはあるけど今のネギにはないという、その足りないモノを補う方向で光系属性を選ぶような気もしてくるという。

 あと、ラカンが図説していた所の解説で、どうやら闇の方は「一人」で、光系の方は「皆」な感じでもあるらしい。そうなると、何でも一人で背負い込みがちなネギから、徐々に仲間パワーも受け入れるように変遷してきたというこれまでのストーリーラインからすると、「皆」な感じの光系の方が作中是って感じでそっちをネギが選ぶような気がさらにしてしまうという。

 闇:ネギに合ってるんでネギ自身になれる、エヴァさまとの絆が深まる、一人パワー
 光系:ナギ、ラカンに通じる今のネギに足りないバカっぽさを得られる、物語で培われた新たな人間関係であるエヴァよりも、物語開始時のお父さん志向のまま、皆パワー

 どっちも選ばれるだけの根拠があるんですが、予想してみるなら、闇の方が一人パワーで、光系の方が皆パワーというのは、わりとまだ恣意的な感じで、この辺りに第三の道がありそう。

 つまり、ネギはナギではなくネギ自身になるというテイストで、自分に合った闇を選ぶんだけど、一方でだからといって一人パワーに陥ることなく、物語で得られた皆パワーもそれに加わるという両方取りな展開。

 そもそも、エヴァに関しても孤独が緩和されていく物語がずっとストーリー上描かれている訳なので、必ずしも闇=一人ではないというのは十分示唆されている点。何度か書いてるけど、エヴァ、刹那、アスナ(まだ無自覚)といった過去に「独り」時代を経ているキャラクター達(そこにときどきネギ自身が重なる)が皆の力で救済されるというテイストを作中是として描いてる(描こうとしてる)フシを感じるので、ここでネギ自身が「独り」だという闇属性を選んでも、それは実は強力な仲間パワーで克服可能というのを示すというのはだいぶアリな気がする。

 なので、僕の予想は「ネギは闇属性を選ぶ、けど仲間パワーも失わない」ということで。

 ネギにはエヴァ色に染まっていってもらいたいという個人的な願望が入った予想なのでした。

魔法先生ネギま! 22巻 限定版

前回の感想へ次回の感想へ
クーネギ推奨!ネギと結婚するのは古菲説・まとめへ
「魔法先生ネギま!」マガジン感想のインデックスへ
『魔法先生ネギま!』/コミックス感想のインデックスへ