ブログネタ
宇多田ヒカル に参加中!
 孤独でも 辛くても 平気だと思えた

 宇多田ヒカルのアルバムの発売日は一日中聴き込んでしまって他の仕事が手に付かないから困る。
 ◇

 宇多田ヒカルはシングルで出してるのはある程度お客さん向けを意識した曲で、本人の思想色(言語的な意味でも、音楽的な意味でも)が強い曲はアルバムオンリーの曲へ……と棲み分けてるんじゃないかというのをずっと前から思ってるんですが、今回も引き続きそんな印象でした。そして、僕は宇多田思想が滲み出てるアルバム曲がとても好き。

 今回は、「Gentle Beast Interlude」から「Celebrate」に繋がっていく部分の曲の美しさ、そして、そこから続く「Prisoner Of Love」の圧倒さに打ちのめされている感じ。

 「Prisoner Of Love」は今日一日だけでめちゃめちゃ聴いたな。タイトルからだけだと「恋は盲目」みたいなネガティブさを出してる曲の印象を受けるけど、実際はPrisonerなくらいの恋の強さ、尊さを歌い上げている、久々の真剣な恋愛歌という感じ。「退屈な毎日が急に輝きだした」から始まるサビの部分軽く泣きそうになる。

 そして、これだけメッセージが強力な曲が多数収録されてる中に、「ぼくはくま」がちゃっかり当たり前のように入ってるのがすごい。間違い探しみたい。ある意味一番哲学的な曲だけど。

HEART STATION