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 今週の「魔法先生ネギま!」タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想、208時間目「リミット」の感想です。
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 闇の本質について気づきを得て、ネギ変身。

 「全てをありのままに受け入れ、飲み込む力」(ネギ)

 この闇魔法の本質について語った箇所はやや難しいですね。いわゆる「止揚」とか、女神転生なんかで言うロウでもカオスでもないニュートラル……みたいな概念とはまた違って、背反する属性をそのまま飲み込んでる状態みたいなのが「闇」ということみたい。

 今までクラスメイト達からもらった言葉がこの気づきのきっかけになってる訳ですが、今話のフラッシュバックの回想シーンに出てきたヤツ以外にも、文化祭のVS超編終盤での夕映との対話の中で、超の正義を否定しないまま自分の正義と両方飲み込んでそのまま最終決戦に出発したのや、一学期編ラストのお父さん志向と3-A志向の板挟み問題についても、どちらか一方に結論づけるのではなく、「『フっ切った悟ったは勘違い』『デカい悩みなら抱えて進め』尊敬してるある人の言葉です」と、両方抱えて、つまりは今話で言うなら飲み込んで進むことを宣言した場面なんかも今回の気づきに繋がってくる感じですね。

 どちらかを否定しないで背反する概念を両方飲み込むというのは確かに苦しい感じや痛々しい感じがするので、「闇」という呼称も結構マッチしてるかもです。

 という訳でネギ変身。

 主人公のビジュアル的な変身は、言われてみるとバトル路線をこれだけ導入してきていたのに、今までやらなかったのが不思議なくらい。ジャンプのバトル漫画なんかだと、わりと初期に主人公変身しちゃいますからね(『NARUTO』とか、『BLEACH』とか)。

 という訳で王道だけど、バトル時のピンチに自身にダメージが来る負の力を使って変身というのは燃えそう。

・あと、今回でもうアスナの過去問題に関する作中の解答は示唆された感じ。ネギの本質が「闇」で、「闇」とは全てを受け入れて飲み込む力だというのだから、今後アスナの過去が表面化してきてアスナがその本来の属性に悩む展開になっても、もうネギがそれを受け入れる土台は整っているという。

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