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ループ時間内の玖楼国の住人は、小狼達が来た影響なのか、ループする度に徐々に溶けて消えてしまうという展開に。もとから人間の存在の虚構性が随所で強調されてる作品ですが、あっけなく消えてしまう住人という絵からは、写身サクラ、写身小狼、四月一日に通じる虚構の生命ゆえの儚さを感じます。
そして、ファイが時間が進むと悲しいことが起こるのかも……と語ってる箇所はここでわざわざ語っている以上おそらく本当で、真・小狼も七歳の誕生日のお祭りの潔斎の時にさくらに何か悲劇的なことが起こるのを知っている模様。もとから住人の行く末についての会話だったことと、ここで敢えてファイに言わせてるってことは、幼少時から国民全滅経験を経てるファイなんで、玖楼国にも実はそういったことが起こっていたって感じなのかなぁ。
虚構の繰り返しの中で安寧していれば幸せかもしれないけれど、例え辛くてもそのループを抜け出して悲しいことが起こる現実に踏み出さなきゃっていうのは、個人的には「KEY作品全般、特にリトルバスターズ!」や「ひぐらしのなく頃に」を想起させられます。大川さんと竜騎士07氏のコラボドラマCDが発表されましたし、竜騎士07氏参加のKEY新作も発表されましたし、その辺りは何かでトップクリエイター同士繋がってるモノがあるのかも。


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まだサクラと小狼の間に謎があるはずっていうのを示唆してますよね。
僕はここらへんで、真小狼と真サクラは会ってすらいないじゃん!っていう矛盾がはっきりすると思うんですが。
七歳ってちょうど写身小狼と真サクラが会う前くらいだし。