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 じっくりと読みました。すごい時間かかったんですが、幸せな時間でした。これはイイ雑誌です。
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 一番の見所は武内崇さんのロングインタビュー。

 自身がクリエイターでありつつもチームの代表として沢山のスキルを持ってる、僕的なイメージでスペシャリスト&ジェネラリストな武内崇さんを僕はヒジョーに尊敬しているのですが、これだけの文量で生の声を聞けたというのは大変嬉しかったです。

 新作『魔法使いの夜』に関しても、『空の境界』以前に奈須さんが仲間達向けに書いた習作ということで、そういう自分達の青春時代の結晶を大人になってから具現化してるというのがひたすらにカッコイイと思いました。

 『魔法使いの夜』に関して、「洋館ワクワク雑居AVG」と称して、「小説『雑居時代』のような雰囲気に、『きのこ節』が融合」と表現してる箇所を読んで、俄然ワクワクがアップしました。『雑居時代』とか、さらりと出てきてるけど、僕も直撃世代じゃないけど、多感な頃に非常に影響を受けて何度も読み返した作品だったのでなんか嬉しかった(氷室冴子さんのコバルト小説。その道の人には超有名な作品)。『雑居時代』×奈須きのことか、もう突撃するしかないじゃない!

 『魔法使いの夜』の主人公蒼崎青子が『月姫』にも出てくるということで、先にリメイク版『月姫』の方が発売なのかと思ったんですが、まずは来年初頭を目標に『魔法使いの夜』がリリースで、リメイク版『月姫』は後とのこと。ネタバレ回避のためにコミックスの佐々木少年版『月姫』は途中から追いかけなくなってたんですが、そういう流れなら、メインルートを中心に漫画化してるっぽい佐々木少年版『月姫』は先に読んじゃって、他のルートや裏の真相はリメイク版『月姫』を楽しみにって感じにしようかなぁ。

 青崎青子、久遠寺有珠、静希草十郎とビジュアル、設定が公開されてますが、既に心掴まれてます。「でも結局のところ、『Fate』と同じくらいの王道をもう一度やりたいという思いがスタッフの中でも強かったということに気がつきました」はイイなー。また王道の奈須世界を体験できるのかと思って、既にハートをキャッチされてます。

 その他はマジで美水かがみさんが描いてる『らき☆すた』の出張TYPE-MOON版漫画や、コミケ頒布作品の『アーネンエルベの一日』を漫画化したヤツなんかが面白かった。とりあえず、TYPE-MOONファンなら保存モノの雑誌でしょう。

TYPE-MOON (タイプムーン) エース 2008年 06月号 [雑誌]

雑居時代〈1〉―Saeko’s early collection〈volume.7〉 (saeko’s early collection volume. 7)

雑居時代〈2〉―Saeko’s early collection〈volume.8〉 (saeko’s early collection volume. 8)