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前回第10話「神虎輝く刻」の感想&トラックバックセンター記事では、3600PV/WEEK超えのご好評を頂いてありがとうございました。前シリーズでの運営経験を生かして、TBセンター記事は早めに立てておきますので、今回も感想記事を書いたブログ管理人の方はふるってトラックバック頂けたら幸いです。なお、記事中はネタバレが前提となりますことをあらかじめご了承下さい。
<追記:感想アップしました>
◇以下本編感想◇
「想いには、世界を変えるほどの力がある。そうなんだな、シャーリー」(ルルーシュ)
今回は今まであげてきたこの作品のいくつかのキーポイントのうち、「自由意志VS強制意志」のテーマのターニングポイントみたいな回でしたね。ギアスに代表される人の意志を蹂躙して自分の意志を強制するのは作中否で、その人間の心、自由意志を尊重する姿勢が作中是、といったあのお話関係です。
今回のサブタイの「想いの力」っていうのが、これまでここの感想で書いてきた言葉だと「自由意志」の力ってことなんですね。だから、シンクーと天子さまの意志をギアスで剥奪してしまえば簡単だと一瞬は考える訳ですが、シャーリーとの電話で、そうではない、相手の意志を蹂躙して自分の意志を強制してしまうよりも、その本人達の想いの力、自由意志を尊重することのほうが、実は凄い力を発揮するんだと、そういうことにルルーシュがはっきりと気づいたという(何度も述べてきたように、ルルーシュは自分の大事な人には絶対に自由意志を剥奪するためのギアスは使わなかったので、今回改めてはっきりと気づいただけで、前から深層では、そういった自由意志、想いの力を尊重するキャラだった訳ですが。ただし、部分部分で強制意志の力に頼って(あるいは暴走して)しまい、第一期は破滅エンドに流れ着いた)。
「力の源は、心にある」「心の力で戦ってきた」(ルルーシュ)
思想的な意味で、その大事な「心」を蹂躙する強制意志であるギアスを否定する「ギアス破り」はほぼルルーシュの中で達成した感じですね。
そして、その姿勢がブリタニアイズムの打破とも重なって描写されていました。シンクーと天子さまが、ルルーシュとナナリーに重ねられて描かれていたのは前に書いた通りなので、もしここでルルーシュが政治の道具として天子さまを使ったら、それはナナリーを政治の道具にした皇帝と同じになってしまう。だけど、ルルーシュが目指す「優しい世界」は皇帝のブリタニアイズムとは違うので、ここでルルーシュは天子さまの自由意志を尊重するという。
前々回のシュナイゼルVSルルーシュのチェスバトルでの最後の選択といい、ブリタニアイズムとルルーシュイズムとの差異が色々と顕著になってきてますが、今回のシンクーと天子さまの処遇の決定もその最たるものって感じですね。ディートハルトから政治の問題ですという選択肢と、神楽耶様から「単純な恋の問題です」という選択肢と、二つの選択肢が与えられた所が、それぞれ皇帝の後追いか、自分の道かの選択肢になっていて、今回はシャーリーから気づきをもらってルルーシュは自分の本然のルルーシュイズムを選択することができたと。こういった、皇帝とのパラメータの違いが積み重なっていって、第一期の破滅エンドとは違った、トゥルーエンドに辿り着くという、R2はそういうお話なのだと思います。
弱肉強食をかかげて、色々と強制し、本人まで自由意志、「想い」を蹂躙する記憶書き換えのギアスを持っているブリタニア皇帝VS弱者とも共存できる世界を目指し、自由意志、心、「想い」の力をかかげてギアス破り、というかギアス超えをはじめたルルーシュ。盛り上がってきました。
◇
「その、ルルにはないの?誰かのために、いつも以上に」(シャーリー)
ルルーシュの本命は誰?という核心的なシャーリーの問いだった訳ですが、ルルーシュの回答は、↓
「そうか、俺もナナリーのために世界を作りかえようと想った!」(ルルーシュ)
本命妹…キターーー(>▽<)。
妹萌えは世界を変えると、そういう物語なのであります(エー)。
◇この感想記事はトラックバックセンターの役割も兼ねています。今話の感想(レビュー、考察、etc、関係する記事なら基本的になんでもOKです)をお書きになった方がいらっしゃいましたら、報告義務とかありませんので、気楽にこの記事にトラックバックして頂けたら幸いです。後日僕の方からも返させて頂きます。色んな感想を読みたい人のための一つのインデックスみたくできたら嬉しいと思います。ご協力頂ければ幸いです。
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せっかくチューしてもらえたと思ったら実はその中身はバッタモンだったり、「その、ルルにはないの?誰かのために、いつも以上に」→「そうか、俺もナナリーのために世界を作りかえようと想った!」と完全スルー&妹に完敗と、今回はなんて不幸なんだシャーリー。俺はそんな不遇なシャーリーが大好きですw