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 今週の「魔法先生ネギま!」タイムリーマガジン掲載分ネタバレ感想、221時間目「オ祭り、始マリ」の感想です。
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 まき絵が地味に成長してるのに感動した。

 ユエが魔法世界の歴史を勉強したり、まき絵が魔法世界の地理・歴史に詳しくなったりっていうのは、読者への世界観の説明係も兼ねてるとは思うんですが、魔法世界VS科学世界という構図になっていきそうな現在の雰囲気からすると、普通に両方の世界の歴史を学ぼうという姿勢は作中でも(作外でも)素晴らしいものに思える。

 以前佳音さん(赤松先生の奥さん)のブログに、赤松先生と話してる時に、日本的な価値観は世界平和に有効という趣旨のことを赤松先生に語り聞かされたという話があったのを記憶してるんですが、たぶんここで言う「日本的な価値観」っていうのは、自分の側の主張・歴史・背景を絶対化しないで相手側の主張・歴史・背景にも耳を傾ける姿勢を持つといった類のものだと思うのですよ。なので、フィクションの中とはいえ、女子中学生が自分と異なる世界の歴史・背景を学んでいるという絵は非常にポジティブに映るなぁ。

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 そして、明日菜さんを、みんなを守るとネギが決意した所に、ちょうどよくフェイトが現れるという流れは、おそらく、そのネギの決意の最大の障害になるのがフェイトだというのを意識させようという流れな訳で。

 やっぱり前回予想した通り、

 マジックキャンセル能力で魔法世界そのものを消滅させてしまう危険をはらむアスナを殺して世界を救うべきというフェイトの正義
 VS
 明日菜も世界の人も全員助けたいネギの正義

 という構図になっていく気がするなぁ。

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