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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1  「マリー。必ず迎えに来るから」(アレルヤ・ハプティズム)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第03話「アレルヤ奪還作戦」の感想です。
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 メインテーマとどう連動するのかは分からないですけど、この作品のサブテーマは今回ソーマが上書きされた人格で、マリー・パーファシーなるオリジナルの人格がある(あった)ことが明らかになったことでもうかなり明示されていて、つまりはコードギアスやツバサ(っていうか最近の作品にはこれを主題としたものが非常に多いですが)にもあった、真偽、虚実の折り合いってヤツですね。

 マリー・パーファシーなるオリジナルに、ソーマ・ピーリスという「偽」が上書きされているように、ニールロックオンというオリジナルに対して、ライルロックオンという「偽」、ハレルヤが一緒にいたアレルヤというオリジナルに対して、ハレルヤがいないアレルヤという「偽」、さらに、ティエリアに関しても、同じ姿をしたリジェネ・レジェッタが関わってくると、これはどっちがオリジナルなのかはまだ分からないですが、自分の存在に関して虚実の問題が顕著になってくるんでしょう。

 これは本人の問題だけじゃなくて、その人に関わる回りの人の意識の問題としても出てくる訳で、例の、偽りの存在に意味はあるのか/無いのか、オリジナルだけが正しいのか/正しくないのか、という主題です。

 アレルヤはオリジナルのマリーを見ようとするし、荒熊大佐はソーマの方を見てソーマが偽りだなんて絶対に言わないでしょうし、オリジナルのニールロックオンとライルロックオンの姿を重ねてしまうフェルトに対して、ニールとライルは違うと認識しているティエリア……みたいな感じで、虚実を織り交ぜた人間関係がドラマティックです。

 リジェネが出てきてティエリアのアイデンティティ問題が出てきた所に物語として関わるのは誰なのかな。個人的には刹那にティエリアはティエリアだろ発言して欲しいんですけど。刹ティエですよ、刹ティエ。

 図↓

 オリジナル(真)−虚(偽)
 マリー・パーファシー−ソーマ・ピーリス
 アレルヤ&ハレルヤ−アレルヤオンリー
 ニールロックオン−ライルロックオン
 リジェネ・レジェッタ−ティエリア・アーデ

 リジェネとティエリアはどっちが元なのか分からないけど暫定で。で、便宜上「真」「偽」と今の段階では分けてますけど、まあこのタイプの物語の通例としては、どっちも「ホンモノ」だ!という方に物語としては流れていくのではないかと。

 ◇

 本編は、三話にしてほぼ敵・味方陣営にメインキャラが分かれたのがスピーディー。マイスター四人はすぐ集まるのは事前情報からほぼ前提でしたが、スメラギさんに、沙慈くんとマリナさんまで一気に合流とは思わなかった。後は、敵サイドにアリーさえくれば、前期のメインキャラ、ほぼ敵味方に分かれて正面バトルじゃないですか。

▼メモ
・ティエリアの「変わらないな」発言は重要な台詞(第01話で刹那と再会した時も言っている)。これは「同一性がある」ということを言っているので、上述の真偽、虚実のテーマ上重要。オープニングのニールジャケットを着るライル、片目から両目へのアレルヤ、エクシアのドライヴを継いだダブルオーと、セカンドシーズンの主題の一つは「受け継がれる魂」。例えば、マリーとソーマの間にも断絶ではなく、「受け継がれるもの」があったりすると、それ自体がマリー/ソーマの救いになります。

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→前回:セカンドシーズン第02話「ツインドライヴ」の感想へ
→次回:セカンドシーズン第04話「戦う理由」の感想へ
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