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「神様への感謝の言葉よ」（マリー・パーファシー）『機動戦士ガンダムOO（ダブルオー）セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第04話「戦う理由」の感想です。
◇
サブタイ通り、メインキャラ達の現時点での「戦う理由」が本当丁寧に拾われて描写された回。
一応表にしておきますか。
刹那：世界の変革なんだけど、マリナ様の言葉でやり方にちょっと揺らぐ
アレルヤ：マリーを取り戻すため
ライルロックオン：とりあえずニールロックオンと自分は（たぶん戦う理由も）違うことを示唆→フェルトのシーンでの独白
ティエリア：とりあえずもうヴェーダのためだけじゃなくて、自分（の戦う理由も）も変わってきていることを自覚
イアンさん：長々と沙慈に語ったとおりの理由から
スメラギさん：過去の払拭以外の戦う理由を、アレルヤとの会話の中から見出した模様
ビリー・カタギリ：スメラギさんへの私怨が戦う理由になってしまったっぽい
ルイス：断片的な描写なれど、ガンダム＆CBへの復讐意識があるっぽい
ミスター・ブシドー：たぶん刹那との決着
シーリン：反連邦思想から
マリナ様：アザディスタン復興のためが行動動機だけど、そもそも戦うことはダメだと言っているので「戦う理由」リストには当てはまらない
沙慈くん：この人も戦うのだはダメだと言っているので「戦う理由」リストには当てはまらない
ざっとこんな感じで。
沙慈くんとマリナ様が、そもそも戦うという方法自体がダメだと言う人なんだけど、同じ事を二人とも刹那にぶつけているのにも関わらず、沙慈の言葉は刹那に届かず、マリナ様の言葉には刹那ちょっと揺らぐ（今回のMS戦でちょっと迷いの描写が入る）というのは、やっぱり相手がマリナ様だから。
「二人は恋人なのですか？」
「違う」「違います」（即答）
やばい、ちょっと今回は刹那×マリナな感じだった。
以外とくすぐるカップルで、二人の関係は結構丁寧に描かれていたり。よく言われる初対面で刹那がべらべらと自分の事情を話ちゃう部分のツッコミ要素も、奈須きのこさんも日記のOO一気視聴感想で書いてたけど、実は後の決戦前に王宮に刹那が立ち寄るシーンの問答と、最終回のマリナ様への手紙のシーンも丁寧に見てから補完すると、アザディスタンの為政者という存在に、どうしても解けない世界の歪みということに関して刹那は（無意識の）救いを求めていたのだというのが分かります。
なので、刹那にとっては引き続きマリナ様はこの世界の歪み、じゃあどうすればいいのかという問いに関するキーパーソンなので、その女性から戦いはダメと自分のやり方に意見されたら、やっぱり感じるものがあるという。
▼メモ
・やっぱりニールロックオン−ライルロックオンと、マリー−ソーマの構図は重ねて描かれている感じ。ライルの比べられちゃたらまらないという吐露は、マリー−ソーマの図でもそのまま（視聴者的にも）当てはまる感じ。
・さらに、刹那−リボンズと、アレルヤ−マリーの関係の平行描写意図も見えたり。（小説版で補完すると）幼少時の刹那が見上げたオーガンダムに乗っていたのはリボンズっぽいんですが、その時刹那がガンダムに「神」を見て名も無き少年兵から「刹那」になったように、アレルヤも「神」への感謝の名前をマリーから付与されて洗礼を受け、名も無き実験体から「アレルヤ」になったというのがシンクロ的。「神」「生の（大切さの）実感を得る」「アイデンティティ付与」「付与した側が人工存在」なんて辺りに対照意図を感じます。
・ここ数話で明らかに真の団結の記号として機能していた「CBの制服」を、ついに復活したスメラギさんが颯爽と羽織るシーンが描かれるのかと思ったら、自堕落生活で太って胸が大きすぎて、制服キツキツだったというオチがついていたのが面白かった。超いいシーンに料理できそうな所を、イアンさんのセクハラ発言で締めた！
・みんな正体が分かっているのに、ミスター・ブシドーと呼んであげてる作中のアロウズの面々と、リアルでのOO感想サイト界のみんなの優しさに全僕が泣いた。
→１／１００出ます
1/100 ダブルオーガンダム ~ガンダム00(ダブルオー)シリーズ~
→Blu-ray Disc
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→DVD
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 2
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1
→前回：セカンドシーズン第03話「アレルヤ奪還作戦」の感想へ
→次回：セカンドシーズン第05話「故国燃ゆ」の感想へ
→機動戦士ガンダムOO（ダブルオー）感想のインデックスへ
サブタイ通り、メインキャラ達の現時点での「戦う理由」が本当丁寧に拾われて描写された回。
一応表にしておきますか。
刹那：世界の変革なんだけど、マリナ様の言葉でやり方にちょっと揺らぐ
アレルヤ：マリーを取り戻すため
ライルロックオン：とりあえずニールロックオンと自分は（たぶん戦う理由も）違うことを示唆→フェルトのシーンでの独白
ティエリア：とりあえずもうヴェーダのためだけじゃなくて、自分（の戦う理由も）も変わってきていることを自覚
イアンさん：長々と沙慈に語ったとおりの理由から
スメラギさん：過去の払拭以外の戦う理由を、アレルヤとの会話の中から見出した模様
ビリー・カタギリ：スメラギさんへの私怨が戦う理由になってしまったっぽい
ルイス：断片的な描写なれど、ガンダム＆CBへの復讐意識があるっぽい
ミスター・ブシドー：たぶん刹那との決着
シーリン：反連邦思想から
マリナ様：アザディスタン復興のためが行動動機だけど、そもそも戦うことはダメだと言っているので「戦う理由」リストには当てはまらない
沙慈くん：この人も戦うのだはダメだと言っているので「戦う理由」リストには当てはまらない
ざっとこんな感じで。
沙慈くんとマリナ様が、そもそも戦うという方法自体がダメだと言う人なんだけど、同じ事を二人とも刹那にぶつけているのにも関わらず、沙慈の言葉は刹那に届かず、マリナ様の言葉には刹那ちょっと揺らぐ（今回のMS戦でちょっと迷いの描写が入る）というのは、やっぱり相手がマリナ様だから。
「二人は恋人なのですか？」
「違う」「違います」（即答）
やばい、ちょっと今回は刹那×マリナな感じだった。
以外とくすぐるカップルで、二人の関係は結構丁寧に描かれていたり。よく言われる初対面で刹那がべらべらと自分の事情を話ちゃう部分のツッコミ要素も、奈須きのこさんも日記のOO一気視聴感想で書いてたけど、実は後の決戦前に王宮に刹那が立ち寄るシーンの問答と、最終回のマリナ様への手紙のシーンも丁寧に見てから補完すると、アザディスタンの為政者という存在に、どうしても解けない世界の歪みということに関して刹那は（無意識の）救いを求めていたのだというのが分かります。
なので、刹那にとっては引き続きマリナ様はこの世界の歪み、じゃあどうすればいいのかという問いに関するキーパーソンなので、その女性から戦いはダメと自分のやり方に意見されたら、やっぱり感じるものがあるという。
▼メモ
・やっぱりニールロックオン−ライルロックオンと、マリー−ソーマの構図は重ねて描かれている感じ。ライルの比べられちゃたらまらないという吐露は、マリー−ソーマの図でもそのまま（視聴者的にも）当てはまる感じ。
・さらに、刹那−リボンズと、アレルヤ−マリーの関係の平行描写意図も見えたり。（小説版で補完すると）幼少時の刹那が見上げたオーガンダムに乗っていたのはリボンズっぽいんですが、その時刹那がガンダムに「神」を見て名も無き少年兵から「刹那」になったように、アレルヤも「神」への感謝の名前をマリーから付与されて洗礼を受け、名も無き実験体から「アレルヤ」になったというのがシンクロ的。「神」「生の（大切さの）実感を得る」「アイデンティティ付与」「付与した側が人工存在」なんて辺りに対照意図を感じます。
・ここ数話で明らかに真の団結の記号として機能していた「CBの制服」を、ついに復活したスメラギさんが颯爽と羽織るシーンが描かれるのかと思ったら、
・みんな正体が分かっているのに、ミスター・ブシドーと呼んであげてる作中のアロウズの面々と、リアルでのOO感想サイト界のみんなの優しさに全僕が泣いた。
→１／１００出ます
1/100 ダブルオーガンダム ~ガンダム00(ダブルオー)シリーズ~
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→前回：セカンドシーズン第03話「アレルヤ奪還作戦」の感想へ
→次回：セカンドシーズン第05話「故国燃ゆ」の感想へ
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