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 今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.203「側にいる者」の感想です。
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 「ピッフル国編」の冒頭で、「紗羅ノ国」編&「修羅ノ国」編での次元への干渉について、写身小狼にいい意味での答えの先送りを促していたファイから、今回真・小狼に対して、次元干渉に関する罪についてのアンサー。罪を一人で背負うというのなら、それもまた傲慢。

 真・小狼に対する写身小狼も虚構の存在でもホンモノだというように、時間巻き戻し後の世界というのも、真・小狼の選択がなければ無かった世界かもしれなくとも、それでも作中で物語として描かれてきたものもまた、辛いこと哀しいこと含めてホンモノだって所に向かっていきそうです。時間巻き戻しそのものを全否定したら、その結果生まれた四月一日をも否定することになるから、作品の落としどころとしてそれは無いんですよね。

 今週はヤンマガのXXXHOLiCが泣けました。今話で真・小狼にその存在を規定してくれる黒鋼やファイ、モコナがいるように、四月一日にもそういった存在がいるんだろうということが言われていますが、百目鬼やひまわりちゃんといったキャラの他に、最重要な存在として、四月一日を規定する存在について描かれています。

 「ネタバレ/四月一日の両親、CCさくらちゃん、CC小狼は生きてるっぽい。CCさくらちゃんとCC小狼が四月一日に逢いに行くという決意を込めた名前が、君を尋ねるで、君尋。真・小狼の時間巻き戻しによって生まれた虚構の子どもでも、両親は四月一日を愛している

 やっぱり最終章は、次元・時空・虚実を超えた、親子愛なんだよなー。

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