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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1  「アンタがにぃにぃズを!」(ネーナ・トリニティ)

 『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第10話「天の光」の感想です。
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 サブタイ「天の光」の通り、メメントモリなるガンダムシリーズで言うコロニーレーザー砲みたいな殲滅兵器で、天上から地上を一掃という第5話に次ぐ悪逆天上サイド回。

 見下ろす構図とか以前に、天上から地上を巨大レーザーで殺戮。天上からオートマトンを落下させた時の絵以上に、天上、俯瞰、マクロサイドは悪いヤツだなーというのが滲み出ていた絵だった感じ。実行者のトップが天上オブ天上、神さま気取りのリボンズだし、メメントモリ作るのに協力したのも天上サイド疑惑の留美だし、さらには殺した実感、罪の実感が沸きづらいかのような殺戮兵器だしで、本当悪役天上サイド的。

 ただ、その悪役天上サイドが一枚岩じゃない所は面白い所。リボンズとリジェネがちょっと思惑が違うのかも?的な部分もそうだし、後はもちろん、リボンズと留美ね。ネーナが何を探っていたのかで、こちらも留美がリボンズを掌握にかかっているみたいな展開もあり得そう。リボンズ、リジェネ、留美は、誰が一番掌握度が上なのか?ってのは視聴する上での興味になって面白いなー。

 あと、ネーナが兄達の仇とアリーに激昂していた所が、地味に意外だった。なんかセカンドシーズンでは人間性を捨象して留美に従属してるイメージがあったんだけど、割と「我」も残っているという。「復讐」は作中で肯定はされないけれど、ニールロックオンの最後の行動に代表されるように、人間らしい行動としても描かれていて、実感知らずの殺人とかよりはマシな感じに描かれてる気がするので、ここでネーナがそれを見せたのは面白かった。「無機的−人間的」のセカンドシーズンの対照関係からいくと、これは「人間的」な方に入る感情だよね。

 そうすると、結構人間的な「我」が残ってるのに、何がどうなってネーナは留美に従っているのかが結構興味深い。ネーナは地味に実感知らず(ルイスの家族殺しの所ね)の天上人から地上人に墜落して、物語冒頭に刹那がオーガンダムを見上げたのに対照されるように、地上からトランザムエクシアを見上げたというシーンがあるので、わりと地上人(実感アリ)の方に流れそうな気配もあって面白いです。

・何か前々回辺りからリューミンとネーナが気になり出して、二人についての感想になりがち(;´Д`)
・荒熊さん大丈夫かな(;´Д`)

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→前回:セカンドシーズン第09話「拭えぬ過去」の感想へ
→次回:セカンドシーズン第11話「ダブルオーの声」の感想へ
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