『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第12話「宇宙で待ってる」の感想です。
既存の人類から進化したはずのニュータイプ同士なのに解り合えないっていうのはもうガンダムシリーズのお約束な訳ですが、前回のニュータイプ的現象を通して通じ合った沙慈とルイスが、結局こういう(ルイスが沙慈の写真全件削除)解り合えない状態に陥るっていうのは、本当ど本命の展開だなー。沙慈がもう一人の主人公で、ルイスがヒロインというのがすごく分かる。
ティエリアの説教が効いて傍観者行動を再び起こしてしまうのは今回沙慈思いとどまったんですが、平和に寄りかかった傍観者気取りはどうかと描きながらも、たぶん今回沙慈が願って、ルイスが消去した、沙慈とルイスが笑いあっている風景こそが、この作品で取り戻さなくてはならない作中の象徴なんだろうというのもまた感じられます(だから色々と回帰点に使われているファーストシーズン第5話が沙慈とルイスを助けるために全員が協力する話だったんだと思うのね)。戦いは刹那が引き受けるからという話が今回ちょっと出てましたが、最後はやっぱり沙慈とルイスを守るために戦う刹那、他というのがクラシックだけど見たいなー。
▼リューミントーク
リボンズにぶたれて地べたに這いつくばり、この作品ではお馴染みの、見下ろす構図(リボンズ)と見上げる構図(留美)に。今話時点では掌握度はリボンズの方が上ということでしょうか。
しかしそんな掌握度上のリボンズでさえ、ダブルオーライザーの前に、自分も知らなかったと狼狽してる訳で、神様気取りなリボンズの上に、さらなる「何か」が。
ダブルオーライザーによるニュータイプ的交信現象まで込みでイオリア御大の範疇なのかもしれないですが、リボンズすら超えてマジものの神様的なイオリアの真の思惑通りに進んでめでたしめでたしというのも何か違う気もしたり。王道としては、やっぱりデスティニーブレイカー的な要素が入るんじゃないかと思ったりも。
●メモ
・次回、1クールラストの決戦編「メメントモリ攻略戦」ということで超楽しみ。
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