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『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第16話「悲劇への序章」の感想です。
刹那、天上的マクロの変革から、地上的ミクロな変革へ。大きい世界の変革から、自分という小さい世界の変革へ。
ファーストシーズン最終回の刹那とグラハムの決戦がこの主張のぶつかり合いで。当時刹那は、大きい世界の変革を考えなくては(マクロ)ということを主張して戦い、グラハムはそれに対して、世界など自分が見える範囲でしかない(ミクロ)っていう趣旨の台詞を返してたのね。
マリナ様とのイベントや、夢に出てきたニールロックオンの台詞を受けて変わってきた刹那は、あの時のグラハム側の世界観も飲み込みだしたというか、まずは、自分に見える範囲のミクロな世界である、「自分」っていうのを変革しないと、そしてそれが集積していかないと、大きい世界っていうマクロな方は真の意味では変わらないんだっていう所に流れ着いてきた感じです。
「オレ自身を変革させる」(刹那)
クーデターを起こしているハーキュリーさんの主張も、民衆一人一人の小さい意識改革が集積することでしか、本当の意味で世界は変わらないというものなので、もう、方向としては、この記事(ダブルオーと経済)で書いたドラッカーの真のイノベイターとは?路線で決着で決まりじゃないかなぁ。
ただ、ハーキュリーさんがやってる軌道エレベータ占拠は、やり方が強行で攻撃的であるし、案の定リボンズらには掌握されている様子で、作中で必ずしも肯定的には扱われていない感じ(この話数では当たり前ですが)。
で、じゃあハーキュリーさんのやり方ではなく、一人一人のミクロな意識改革を行うにはどうすればいいのか?っていう部分は実はもう作中で十全に描かれていて解答が出ていて、「対話」なんですね。
刹那が、まずはミクロに自分自身を変革しなくてはなんて考えに辿り着きだしたきっかけは、マリナ様との腹を割った「対話」だった。他にも例えば、あれだけ天上マクロ志向だったティエリアが人間としてミクロに変わったのは、ニールロックオンとの「対話」だった。
そして、キーとなる、ドラッカーなんじゃないかっていうイオリア御大が残した、そしてイオリア御大が重視していたらしい第一段階(リボンズ側ではなく、刹那らCB側)の先にあったダブルオーライザーに備わっていたのは、ダブルオー空間による「対話」機能。いろいろな伏線が、最終回に向かって繋がっていっている感じでいいですね。
●メモ
・他、重要な、というか作中物語的に今後重要な意味をもたらすであろう「対話」イベント予想
・荒熊父・息子の対話
・スメラギさん・マネキンさんの対話
・沙慈とルイスの対話(本命)
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→前回:セカンドシーズン第15話「反抗の凱歌」の感想へ
→次回:セカンドシーズン第17話「散りゆく光の中で」の感想へ
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