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 「ちょっと話を聞きたいだけだ」(門矢士)

 『仮面ライダーディケイド』、第2話「クウガの世界」のネタバレ感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:ファイナルアタック

 平成ライダー10年目を飾るディケイドの必殺技は、当然のようにライダーキック。9年分のライダーカードを通過していくという絵が、10年分の重みのキック感が出ていていい。あとは、これまた10年分の演出でもある、燃えエンディング曲とシンクロして炸裂するであろうクライマックス回その1を楽しみに待ちたい感じ。

第2位:士、グロンギ語を喋る

 何故かそれぞれのライダーの技や、それぞれの世界のことを知っている、という士のポジションは、やっぱり10年間平成ライダーを観てきたコア視聴者の代弁者的な意味なんだろうな。グロンギ語も、クウガ当時は解析(というか翻訳)しようとした人とかがネットにもいた訳で、そういうの観てたコア視聴者の代弁者。ああ、知ってる知ってるというのが視聴者とシンクロ。

 で、10年分の知識を持ってる視聴者とシンクロしながら、それぞれの世界の危機を救うのに協力、物語に介入していくという、本当平成ライダー視聴者の妄想が具現化したかのようなメタ設定。

第1位:光写真館

 それぞれの世界を渡り歩く装置にして、10年分の世界を繋ぐ場所。

 「写真」って言うのも、思い出に撮っておくものだから、10年分の平成ライダーの思い出というか気持ちの拠り所的な場所って感じなんじゃないかと。

 その写真を士がまだ撮れないというのは、まあ逆に今度撮れるようになるシーンでその意味が明かされると思うけれど、とりあえずは、10年目のディケイドと、それぞれの世界がまだ和解してないから、とかそんな理由かもと予想。

 栄次郎は石森章太郎なのかなと思うのですが、世界が転じても動じずに、全てのライダー世界を許容して見守っているポジション。士とユウスケの対立は、そのままクウガが好きという人と、10年目の新規視聴者の対立の如しですが、栄次郎はそういうのひっくるめて許容している。

 なので、今回の光写真館に迷い込んだユウスケを、コーヒーには自信があると中に招き入れるシーンはなんかイイシーンだな、と。栄次郎は確かにあったクウガの世界を知っていて、1年目ご苦労様と労っているかのようなシーンなんじゃないかと。

 ◇

 ホッパーコンビのネガティブ兄弟は喋ってましたが、キャストはオリジナルキャストなのかな。ちょっと聞いただけでは分からないな。もう、このレベルのライダーが出てくるってことは、カイザやギャレンレベルは出てくるの確定じゃないかな。草加の中の人とかノリノリで出演してくれそうな気がするので、オリジナルキャスト呼べたらいいのに。

Journey through the Decade(仮)
Journey through the Decade(仮)

平成仮面ライダーSong BEST
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→前回:第01話「ライダー大戦」の感想へ
→次回:第03話「超絶」の感想へ
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