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『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第20話「アニュー・リターン」の感想です。
「対話」が行われなかったためにバッドエンドに辿り着いた、荒熊さん−アンドレイの時とは違って、「対話」まではいったのだけど、結局アニューを救えずに、ライルロックオン−アニューも再びバッドエンドに。
残る敵対する陣営の愛し合う者同士路線は、本命の沙慈−ルイスが残るのみって感じなんですが、今回のライルロックオン−アニューがバッドエンドだったのは、肝心な所でリボンズが介入してアニューの自由意志を剥奪したのが大きい要因なんですよね。沙慈−ルイスハッピーエンドを実現するには、「対話」を阻害するリボンズの介入を撃破しないとダメって辺りが明確になりましたね。
ルイスもイノベイター化が進んでいて、ますますライルロックオン−アニューのケースのリフレインって感じになってきたので、普通の人間である沙慈と、イノベイター化が進んでいるルイスが、「対話」で解り合えるのか? それを邪魔するリボンズの介入を超克できるのか? だけど、今話のラストのように、リボンズの介入をキャンセルすることができる切り札のトランザムライザーは刹那が駆っている……と、いよいよ最終章に向けて様々な要素が整ってきた感じです。
ファーストシーズンから否定的なニュアンスで描かれていた赤いGN粒子がどうやらイノベイター化、リボンズのいいように意志を剥奪できる存在(対話の対極)を作るのに一役かってそうで、逆に、それを覆すダブルオー空間での対話機能を備えて、リボンズ介入をキャンセルできるのが、これまたファーストシーズンから肯定的なニュアンスで描かれていたグリーンのGN粒子なんですよね。
グリーンVSレッド。
対話VS上位種によるコントロール。
色々、象徴的な部分でも盛り上がってまいりました。
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→次回:セカンドシーズン第21話「革新の扉」の感想へ
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