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『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン』の視聴ネタバレ感想、第23話「命の華」の感想です。
週遅れになる前に簡単に。
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ガンダムシリーズだったらお約束と言えばお約束の巨大要塞が出現して最終決戦に。主砲+物量+残存する敵エース級パイロットのコンボは燃えるなぁ。どうやって攻略するのかという。
マイスター組も、刹那と沙慈→VSルイス、ライルロックオン→VSアリー、ティエリア→VSリボンズと因縁の組み合わせに。アレルヤだけ因縁の敵って感じのがいないけれど、こっちはハレルヤとマリー/ソーマとの関係で、歪んだ世界が生んだ超兵という存在同士のカップルがどう折り合いをつけるのかが最終章になりそう。
ライルロックオンがハードル高いです。殺してしまっては復讐心で突撃してバッドエンドになったニールと同じになるから、別解答を用意しなきゃならないんだよなー。アリーと理解し合うというのも難しいので、何らかの形で概念として存在を否定するとかだろうか。
ティエリアは、ニールからもらった人間性と刹那ら仲間との絆があるので、何とかなりそうな気がする。セラフィムの謎能力も温存してるし、リボンズからのコントロールにも打ち勝ってくれそう。
沙慈は、戦闘、復讐成就、上異種によるコントロールと、完全に作中の対立概念としては向こう側に行ってしまってるルイスに、あくまで対話による相互理解を掲げて突撃。これは届くのだろうか。というか、届かないと作品として成り立たないんですが。
そんな感じでマイスター組それぞれの因縁が決着しつつ、物語全体としては、「ミクロなルイスの救済なるか?」と「マクロなバラバラの人類が同じ方向を向けるか?」に集約されてきた感じ。
ファーストシーズン第5話で沙慈とルイスの生命のために、少しの間だけみんなが陣営を越えて同じ方向を向いたように、上異種によるコントロールなんか無くても人は同じ方向を向けるのか、という。
演出的にも視点を分散させて視聴者の特定の感情移入を拒むように作品を開始していたということもあり、最後に(作中人物&視聴者の)視点が揃うというのは美しすぎる気がするなー。
そのエンディングを迎えるためには、残り2話にして未だ劣勢なんですが、マリナ様カードがまだ温存されているので、逆転を決めてくれそう。本懐に立ち返ったグラハムも来てくれそうだし。
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→次回:セカンドシーズン第24話「BEYOND」の感想へ
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