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ツバサ 27―RESERVoir CHRoNiCLE (27) (少年マガジンコミックス)  今週の「ツバサ」。マガジン雑誌本編のタイムリーネタバレ感想、Chapitre.222「夢の始まり」の感想です。
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 新しく生まれた写身サクラが、同じく新しく生まれた写身小狼を見つけるまで。

 前回Chapitre.221の告白シーンは明らかに「カードキャプターさくら」最終回の告白シーンに重ねてきていた訳ですが、今回は同じくCCさくらエピローグの、中学生になったさくらと小狼の再会シーンに重ねてきていた印象です。

 CCさくらの最終回は、さくらは「香港」から帰ってくる小狼を待っているしかしなかったのに対して、今回のツバサでは、写身サクラが写身小狼を探して世界中を回って、自分から能動的に「香港」に訪れているのがCCさくらの時よりも何か「進んでいる」のを感じた部分。

 しかし『海のオーロラ』的というか、少年誌で堂々と「時空を超えた運命の人」ネタを炸裂させた今回は色んな意味で感動でした。なまじ多元時空モノですからね。世界で一人どころか、沢山の世界、時間とか、全部を含めても、写身サクラの運命の人は写身小狼しかいないというのは、壮大に感動的なシチェーション。作中でずっと侑子さんが言っていた「対価」っていう概念は「1=1」という原理に立脚してるのですが、自分という人間が1人だから、伴侶として愛せる人も1人というのは、僕は好きだな。

→26巻付属のOAD「春雷記<前>」見ました。感想はこちら。(<後>の感想はもうちょっとお待ちをば)

→発売した27巻掲載分の感想をまとめて読みたい方はこちら

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