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TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」  発売日にAmazon先生から届いて以来、ヘビーリピート中の『けいおん!』劇中歌アルバム『放課後ティータイム』の感想を簡単に。
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●カレーのちライス

 今回のアルバムで完全版「ふわふわ時間」とツートップでお気に入りの楽曲。「カレー」「ライス」「ルー」「甘口」「中辛」とかのワードには、きっと比喩的な意味がある、これは恋愛の歌なんだ、と思って聴きながら色々考えてみるんだけど、やがてゲシュタルト崩壊を起こして、やっぱり単純にカレーについて歌っている歌なのではないかと思えてくる深淵な曲です。

 一番、自分もベースを練習してこういう曲を場末のステージでやってみたいと思わせてくれる一曲。もの凄い深淵な意味があるようなティザーを打って、実際のステージを開いてみたらそこには深い意味が全然なかった的ながっかり感を演出したい。そして、そのがっかり感をノリのイイ楽曲で無理やり誤魔化したい。

●わたしの恋はホッチキス

 LiveMixでは、劇中の新歓ライヴであった、唯が歌詞を忘れて澪が最初だけヴォーカルを代行するというのを再現。「アドリブ」というのを再現してる辺りに実はアニメ版「けいおん!」の真髄が詰まっている感じ。

●ふでペン〜ボールペン〜

 複製化された音源よりも、時間、場所、全てが限定された上での今の輝きを「ライヴ」という空間で表現していた「けいおん!」的に、ちゃんと意味がある楽曲。複製化された印刷文字よりも、ふでペンで書かれた限定性の一筆書きが好きという内容。良かった、これはちゃんと比喩を読みとれる。というか、「カレーのちライス」が難解過ぎる。

●ふわふわ時間(唯vocal.Ver)

 最終回で流れた、全員集合ヴァージョン。これは感動します。マキシシングルで先行発売されていた学園祭(1年目)の澪ヴォーカル版よりも、物語が進んでいる。唯がヴォーカルになってるだけじゃなく、あずにゃんもギターで加入しているのが、これが完全版という感じ。

 LiveMixでも、最終回ラストの紬のアドリブから始まる「もう1回」は収録しなかったのも英断。あのラスト1分余りは、アニメ映像版で出現した一過性の出来事としてCDには収録しないのが良いのではと。

TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」
TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」

けいおん! 1 (初回限定生産) [Blu-ray]
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