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 表紙に負けて今月号は買ってしまったので、以下、ネタバレでまんがタイムきらら10月号掲載分の「けいおん!」感想をば。
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 最後の学園祭で歌う曲の歌詞は唯が憂を想って書いたもの!

 という、何このイチャイチャ姉妹押し! という展開に。病状の憂を想った時に唯の詞の才能も開花したというのは地味に感動的。ミスチルの桜井さんは一人の女性を想って歌詞を書いていたとか、J.K.ローリングは自分の子どもに語り聞かせる気持ちでハリー・ポッターを書いたとか、そういう話を思い出したな。

 またけいおん!はたぶん意識して「くりかえし」を何回も作中で使ってるんですが、今回の風邪を引いた姉を看病する妹(二年次の学園祭前)、風邪を引いた妹を看病する姉(三年次の学園祭前)も、この「くりかえし」の手法。やっぱり、繰り返される時間の中で、変わっていくものと、変わらないものがあるっていうのを表現しているんでしょうね。唯と憂の絆は変わらないものの代表だったので(これはアニメ版でも)これはなかなか感動的だなー。特にアニメ版で意識して描写されていた、「今、ここ」っていう、限定された時間、空間、それを象徴するライヴで、ずっと変わらないもの(平沢姉妹間の愛情ね)が表現されるっていう妙がすごいいいよなー。

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