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 アニメ「とある科学の超電磁砲」、第4話「都市伝説」のネタバレ感想です。
 バンダイチャンネルでのちょい送れWEB視聴分になっております。
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 脱ぎ女の科学者さんと、能力が効かない謎の少年とが登場。前回の完全なシステムVSアナログな人間の対照で捉えるなら、脱ぎ女がシステム側で、少年がアンチシステム側だなー、本当よく出来ている。特に少年は本当にアンチ能力者だったら、能力に依拠したシステムの具現である学園都市そのものを否定しかねない感じ。そんな少年と、今はシステム側の最高位であるレベル5である美琴が出会って意識するという構図がとても面白いです。

 あとは少年との出会いのシーンの、誰も自分を助けようとしない一般人に美琴が冷めている描写が良かったな。美琴は外部評価ではシステム側のトップの方なんだけど、どことなく心の底ではランクとか関係ないアナログな人間ってものを信じたい人なように描かれている。だからこそ、やっぱり助けてくれない一般人(レベル0と思われる)に冷めてしまう。

 今回はそこにアンチシステムサイドの少年が通りかかって……という展開がドラマティックな訳なんだけど、これは第1話の佐天さんにもろにかかってくる描写だよな。レベル0とか関係なくアナログな人間を好きでいたいけど、やっぱりレベル0は助けようとはしてくれないっていう所に美琴は冷めてもいた。だから、レベル0の佐天さんが男の子を助けようと駆けだしたのは、美琴にとってもどこか救いだったような。だから超電磁砲を使用した。脱ぎ女の科学者さんも登場してシステム側に怪しい雰囲気があるので、たぶん、マジで佐天さんの存在に救われるのは美琴の方になっていくんじゃないかなと思いながら序盤4話は観ておりました。

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→前回:第3話「ねらわれた常盤台」の感想へ
→次回:第5話「とある二人の新人研修」の感想へ
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