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 なんか凄いことに気付いたような気付かなかったような気がするので、今週のジャンプの「めだかボックス」の感想兼メモです。
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 めだかちゃんが都城王土のポーズを真似するという、以前から作中に出てくるめだかちゃんが他人のポーズを真似する描写がストーリー上かつてないほど意味を持って話に組み込まれていた回。

 で、これ今回の感想じゃないんですが、いずみのさんの、めだかちゃんが人のポーズを真似るのは、「彼女は他人の気持ちを理解できないと自覚した上で、他の人間をわかろう(人間になろう/近付こう)としているのがあの行為の意味なんじゃないか」説(この記事参照)からすると、もしかして以前キュアホワイトのポーズを真似ていたのは、めだかちゃんは結局雪城ほのかの気持ち(多様性の容認・強者による弱者への押しつけの絶対的な拒否)は分からなかった(だから分かりたい)という意味があったりするんじゃないだろうか。西尾維新、そこまで考えてパロディに使ってそうだよなー。最近の「めだかボックス」の主題しかり、初代「ふたりはプリキュア」も、優秀すぎるほのかが、バカだけど大事なものを持っているなぎさに惹かれながら救われていくというのがストーリーラインとしてあるお話でした。ちょうど、やろうと思えばめだかちゃんと善吉の関係に写像できそうな感じで。

 そして、どうでもいい余談として、僕が特にリアル面識も無いのに時々引用させて頂いているいずみのさんをWEB上ではじめて知ったのは、まだ学生時代に、いずみのさんの無印「ふたりはプリキュア」第20話に関する文章を読んだ時だったりします(真ほのかはなぎさの欠点をあげ、ポイズニーの偽ほのかはなぎさの美点をあげているっていうヤツ)。なんか、どうでもいい所で繋がった感を感じたのでメモ的に付記。

→前回:第22箱「君達はどう思いました?」の感想へ
→次回:第26箱「妹・妹・妹だ!」の感想へ
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