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長かった未来編。ちゃんと多世界解釈ものの王道の着地になってきて熱い。同じネタを扱ってる近年の作品をネタバレであげると、「ひぐらしのなく頃に」、「ツバサ」、「仮面ライダーディケイド」あたり。全部着地点はほぼ同じ。他の可能世界、他世界とか考えちゃうからこそ、一度しかないこの世界、この今を大切にしましょう。
多世界解釈側、白蘭さんが、ツナに未来にこなければ幸せだったのにとか、可能世界であるif世界での幸せの話をするんだけど、ツナの解答はNO。一回きりのこの人生、この未来にきた自分、あった出来事、全てに意味は認めることができる。
これも多世界解釈ネタで、多世界解釈のカウンターでまず出てくる、「歴史」がちゃんと絡んできた展開も熱い。みんなボンゴレ初代に似ていて初代守護者の技つかうんだなーとか思ってたんだけど、最終戦でちゃんとテーマ上繋がった。
多世界解釈のカウンターとして、一度きりの選択、一回性の積み重ねで描かれるのが「歴史」。ツナがあった出来事、歴史の意義を認めた所で、初代ボンゴレのみなさんからパワーが贈られてくるという展開。初代から10代まで確かに繋がっている歴史の重みが、安易な多世界解釈にブツかっていくという構図。
一個人(白蘭さん)が見てるという多世界解釈VS初代〜10代までのみんなの一回性の繋がりで築いてきた歴史。
一回性とか歴史の復活が実感として描かれる瞬間ってやっぱりイイよね。

家庭教師ヒットマンREBORN! 27 (ジャンプコミックス)
→前回:リボーンが「多世界解釈」に突入