仙台は本日深夜『けいおん!!』第13話放送。時間変更っぽいので、録画に気をつけねばです。
 ◇◇◇

 アニメ『戦場のヴァルキュリア(公式サイト)』をDVDで視聴中なんですが、5巻まできました。予測してなかったので、新OPに切り替わった所で地味に感動。ストーリー的にも架空戦役ものから若干ファンタジーよりに入っていく辺りで、タイミング的にもよい感じ(と言うより中ボス撃破エピソードでOP切り替えという所が熱かったんですが)。

 珍しく原作ゲームも気になってます。アニメとはまた別物なんだろうか。トルネがBSにも対応したりしたら、いよいよPS3買うかもなー。

 ◇◇◇

 僕的に、今年前半は『ONE PIECE』、後半は『ネギま!』になるんじゃないかって勢いで今『ネギま!』が面白いんですが(動き出すのは終盤と言われていたザジが動き出した辺り、本当作中トータルでもクライマックスなんですよね、たぶん)、今週はお休みでした。

 その分サンデー&マガジンは、地味にギリシャ編が終わってからのまったりモードの「ハヤテのごとく!」あたりが好きです。

 少女創作ブログの方で、『ちゃお』の少女漫画家を目指すアーケードゲームの話を書いた所ですが(この記事)、『バクマン。』を持ち出すまでもなく(あと最近では『ゲゲゲの女房』ですか)、何やら「漫画家」の波が来てるのを感じます。ハヤテも参戦という。

 僕的には日本は漫画、という発想はかなり正しいと思っています。例えば文化上の歴史的積み重ねが違うんでサッカーでなかなか日本は南米やヨーロッパに勝てないように、地域的な文化上の得手不得手というのはかなりある。

 例えば、僕は欧州の学生と話した時に、「哲学」っていうジャンルではフランスとかドイツって国には勝てないなと実感として感じたことがあって、後で木田元が似たようなことを言っていたというのに触れて妙に納得した経験があります(勝てないというか、日本人には理解しづらいというような趣旨でしたが)。

 そういう得手不得手でいくと、日本が得意なのはたぶん『物語』。論理でガッチリ押していくようなタイプの哲学はなかったけれど、こっちは『源氏物語』からあって、あとガチで古典読解とかしてる学者の方には怒られそうですが、どうも受容の仕方を見ても、「萌え」るような楽しみ方を昔からしていた感じがあります(『更級日記』の主人公とか、明らかに『物語』に萌えくるってる)。

 なので、今の萌えと物語性がハイブリッド化したそれこそ『ネギま!』みたいなのとか、凄い日本の得意分野という気がします。『思想地図vol.4 想像力』の村上隆インタビューに出てくる、「凄まじいデッサン力のアメリカの天才達が、日本のマンガに憧れてるらしい(概意)」という話なども示唆的。得手不得手があって、どうも得手っぽいと自覚したなら、そこをやってみるのはいいことだと思う。

 ◇◇◇

 本名陽子さん(この前の本人による『耳をすませば』ユースト実況は面白かった!)のTwitterより、『劇場版ガンダムOO(公式サイト)』の収録が終わったらしいです。9月18日とか、意外ともうすぐ。さすがにこれは見に行かなくてはなるまい。TV最終回の、最後にエクシアが舞い降りてくる(1話のリフレイン)所でマリナ様の手紙が入る(手紙で相互理解を説くマリナ様と、死闘するオーガンダムとエクシア、という絵)辺りもしんみりして凄く好きなんですが、劇場版ならではの盛り上がる方向でのクライマックスに期待したいかなー。

戦場のヴァルキュリア PLAYSTATION 3 the Best
戦場のヴァルキュリア PLAYSTATION 3 the Best

思想地図vol.4 特集・想像力 (NHKブックス別巻)
思想地図vol.4 特集・想像力 (NHKブックス別巻)

ROBOT魂 SIDE ダブルオークアンタ
ROBOT魂 SIDE MS ダブルオークアンタ