昨日は久々にまとまった時間眠ってしまったー。
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●とある魔術の禁書目録(一期)(ネタバレ)

 DVDで最後まで視聴完了。

 シスターズ編以降では、アクセラレータの話が良かった。二話かけて上条さんもオリジナル美琴も出てこない話なのに、かなり魅せられましたよ。

 「自分がクズであることと、この娘(20001番目のミサカ)が死んでいいことには関連性がない」と説教しながら、能力使わないで(使えないで)殴りかかっていく所は熱かった。単純な敵キャラではなくて、何かと上条さんと対照されながら描かれる存在なんだと思う。最後は自分の能力(レベル5の学園都市最強の能力/レベル0の能力無効化の最強の能力)によらずに、生身とハートで立ち向かうしかない辺りとか似ている。

 この二話の冒頭が、能力で外界とのコンタクトを遮断していたアクセラレータが、20001番目のミサカの猛アプローチの前に、ついに遮断を解いて意志が疎通する瞬間から始まるというのも構成美を感じます。レベル5で学園都市最強だからこそもう他者との意志の疎通が困難、だけど上条さんに負けて何かが変わり始めている所に、自分に意志の疎通を求めてきてくれる存在が現れた。それが当人には何かしら重要な存在だった、というのが分かる。あとで20001番目のミサカがコミュニケーションについて衒学チックに言葉で解説もするんだけど、こういう絵と象徴で見せるという部分が映像表現はイイのだと思うのでした。

 これで準備万端なので、一週遅れでWEB配信も始まるであろう「二期(公式サイト)」を視聴するのが楽しみなのです。一期はこれから盛り上がりそうな所で終わっていたので。

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 今でもこれに乗ってると異性にモテるとか、凄い人に見える的な動機で車を買う人、及び購買層ってどれくらい有効なのだろうか。

 その後自動車のプロモーションは一時「エコ」に訴求の中心を置いていましたが(今でもでしょうか)、僕的には介護カー、つまり車椅子とか簡易ベッドがそのまま乗り込める車に現在一番魅力を感じています。僕が実際の介護生活者だからというのが勿論ありますが、真面目に今後この分野は伸びざるを得ないと思う。これは、「紙」のビジネスで今後来そうなのは何処ですか? と問われたら、マーケッターとして至極冷静に「高齢者向け紙おむつの市場です」と答えざるを得ない状況と似ています。

 本当実感として、介護が必要なお年寄りを「定期的に病院に連れて行く」というのは無茶苦茶大変なので。僕の場合だと、1日何もしたくなくなるくらい消耗します。なので、介護カーという選択肢一択ではないとしても、何かしら「介護が必要なお年寄りを定期的に運べる方法」は開拓しておかないといけないと思うのでした。

 うちは現在は普通の車でも母親を病院に運ぶことができてますが、もうちょっと病状が進行したり、父親にも介護が必要になったら、いよいよ介護カーの購入とか、何かしら考えないとなーと思っているのでした。

 一方で最終的に「人を運ぶ」という点においては体力勝負となるので、体力とパワーも地道に付けておこうと思うのでした。まだ介護保険も使えなかった当初(つまり車椅子とか介護ベッドとかまだない頃)、大雪の中病院の車椅子で母親を歩いて家まで連れてきたこともありましたが、この辺りは体力勝負。学生時代運動部とかやっておくと、こういう所で意外と役にたったりします。

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 『プロの現場で使えるパース講座』という本を買いました。都古さん(Twitterpixiv)に勧められたバーリントン・バーバーの『人体デッサンの基礎知識』(これは良い本でした)以来、久々に買った絵教材的な本。

 『Q.E.D.』などの加藤元浩先生(ブログ)が制作して、一般流通ではなくコミティアで頒布したり、Amazon流通で流通させているという本。

 で、これが良かった(ちょうど背景の練習をやっていた所というのもありますが)。EL(アイレベル)とHL(ホライゾンライン)を改めて定義した上で、どんなパースでも原則、「ELとHLを必ず一致させる」と漫画的には良いパースになる(「漫画的に良いパース」も再定義されている)というのが、なるほどと思ったのでした。少し意識して描いてみたんですが、確かに見れるパースになってる気がする……。

 描いてあることを意識して100枚くらい描けば一定レベルは何とかなる気がしてきたのでした。冬コミ合わせまでに活かしたいのう。

プロの現場で使えるパース講座
プロの現場で使えるパース講座