普通の日記です。
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ART WORKS MONSTERS クレイドールドーパント/プレミアムバンダイ

 メガトレショップ限定で受注中。

 仮面ライダー、プリキュアなどの日朝タイムを中心に受注生産の限定グッズが増えている東映関係ですが、メリットデメリット2つあげてみる。

 デメリットは、単純に一般流通とは違う受注生産なので、ユーザーの「買いやすさ度」が下がること。これは一応は自明。(←ただ、ネットオークション文化も普及した現在なので、リリースされた後は市場にそって価格が上がったり下がったりするだけで、完全に手に入らないということは少なくなってきている状況だったりもします)。

 メリットは、ショップ限定の受注で、そもそも広報も限定することで「凄く欲しいコアなファンだけに届けば成立する」というビジネスモデルでやっているので(一般流通するほど大量生産して在庫を抱えるリスクを減らせる&大規模な広告費を使わない)、結構ニッチでマニアックな商品も商品化できる所。

 クレイドールドーパントは主役級の仮面ライダーとかに比べると欲しい人の母数は少ないので、大々的に大量生産は難しいんだけど、こういうニッチマーケットと受注と限定を押したモデルなら、一応成立する。という訳で、「多様な商品ラインナップが確保されること」という視点からは、これはユーザーのメリット。このモデルが確保されないと、世に出る商品は母数が取れる無難な大衆向けヒーロー商品ばかりになってしまう。

 一般出版社経由の人気作品と、電子書籍でリリースされ始めるであろう、「一部のコアなユーザーには有り難い作品」の関係とも似ています。前者だけだと、出版にはコストもリスクも伴うので、ある程度「売れる」を推した、キャッチーなコピーや大衆娯楽的な作品ばかりが世に出ることになってしまう(実際、最近のビジネス書など、ランキング上位にランクインするのは扇情的なコピーで一般大衆に訴求! みたいなものが多い)。そういうコンテンツだけに世の中が覆われるのが嫌で、作品多様性みたいなものを保持したいのなら、やはりWEBや電子書籍といった、「リリースコストがかからないので、ニッチやマニアックに訴求できる媒体」の確保は大切だと思うのでした。まあ、そもそも生物的、世の中的に、多様性を確保した方が物事は良く進むという点に同意できる場合ですけど(ここは結構アカデミックな話)。

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●CLAMP『ゲートセブン』/ジャンプSQ.2010年12月号

 読切じゃなくて、2011年3月号から連載開始とのこと。

 「CLAMPによる新世界の創造が始まる!!」。少年のハートに響け的なフレーズだけじゃなくて、普通に『ツバサ』最終戦で描かれた「今までのCLAMP作品世界全部」の、「先」の話なんだと思うと面白いです。『ツバサ』ラストで「閉じて繰り返される輪」は抜けたので、新しい作品も発表される。一方で、小狼達は小狼達で旅を続けているので、時々出てくる(『xxxHolic』の最新刊には『ツバサ』後の小狼一向が少し出て来たりする)。『ディケイド』が終わったので、『W』が始められる的なお話。士は士で旅を続けているし、小狼一向は小狼一向で旅を続けている。そんな「10年代」の物語のスタート。

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 僕のWEB講座『B&C』、おかげさまで3日(水)にて初期募集を終了させて頂きました。

 現在お申し込み頂いた方には全員に最初のメールを送らせて頂いておりますし、4日(木)までに受講料の入金を確認できた方には、確認した旨のメールも送らせて頂いております。まだ届いていないという場合はメール事故が考えられますので、WEB拍手やTwitterやアメブロのメッセージなど、何らかの手段でご連絡頂けたらと思います。

 特典の配布は終わりましたが、今回は受講したくなった時に、それまでのコンテンツも全部受け取って頂ける形でお申し込み頂けますので、引き続き興味がある方はこちらからお願い致します

 近日中に最初の講座本編と、講座用メルマガのコンテンツリストの概要もブログに掲載させて頂きますので、その時にでも。