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 ニコニコチャンネルの公式配信(こちら)で少し遅れて視聴した『魔法少女まどか☆マギカ』第2話「それはとっても嬉しいなって」の感想です。
 ◇◇◇

 今回はさやかの台詞が印象的でした。脚本の虚淵さんが『Fate/Zero』の人ということもありますが、「たった一つの願いを叶える代わりに契約」とか言われても、普通の幸せを享受してる人間にとっては、そこまでして叶えたい願いとか、思いつかないというのが、何か色々と文脈を感じました。絶対に叶えたい譲れない願いを元に各々がバトルロワイヤル状態になるのを描いた、ゼロ年代作品(『仮面ライダー龍騎』とか『Fate/Zero』ね)のストーリーからは少し外してきている感じです。

 ゆえに、魔法少女作品という肩書きでも、主人公が中々変身しない。1話でも変身しないし、2話でも変身しない。第1話でほむらが「今ある幸せを大事に思うなら魔法少女になんかなるな」と言うわけですが、実際問題まどかもさやかも普通の幸せを享受してしまっているので、別に魔法少女になる必要がない、という序盤。

 で、結論がそのまま、今の幸せをめいっぱい満喫すればいいじゃんで終わるなら、それこそ日常系ほのぼのアニメになっていくんですが、この作品はそうじゃないと。

 どういう形で「終わらない日常越え」「普通に幸せな人なりの戦う理由」に踏み込んでいくのか楽しみです。

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