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 CLAMP新連載、『GATE7(ゲートセブン)』第1話のネタバレ感想です。
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 『ツバサ&xxxHolic』では「関係性」とか「人と人の縁」が大事なものとして描かれていただけに、新連載に「縁切り」の願いについての場面が出てくるのに文脈を感じました。小狼くんや四月一日くんがあれだけ尊重した「関係性」や「縁」を、世俗的な理由で捨て去ってしまう人々が多数な世の中だぜ、ポインズン、みたいな。

 そういう意味で、NHKで無縁社会の番組が話題になったり、朝日新聞で「孤族」記事が話題になってる昨今的には、タイムリーな題材という気もしました。

 なんで、主人公とハナの「関係性」や「縁」が何なのかという部分が最初の焦点だと思うんですが、第1話ではハナが何かしら術のようなものを使ったので、主人公は京都に来た、という段階。

 でもこれは、この後そう単純じゃない縁や関係性が主人公とハナの間にはあるというのが明らかになっていくのだと思います。あるいは、そういう(術みたいな)表面的な縁から始まった関係も、本物になっていく……みたいなCLAMP文法。

 あとは絵に関して、『ツバサ』や『xxxHolic』を雑誌連載でタイムリーに追っていた時はまだ僕は絵を描いてなかったので視力が低かったのだと思うんですが、CLAMPの絵は化け物だと改めて気付きました。漫画表現としての一つの芸術領域に到達している。これは、『ツバサ』とか、特装版の大きいサイズでよく絵が見えるようにと集める人がいるのも分かるわー。1ページ1ページ惚れ惚れしっぱなしでした。当分この領域にはたどり着けそうもないぜ……。

ジャンプ SQ. (スクエア) 2011年 03月号 [雑誌]
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DVD付き ×××HOLiC19巻 限定版 (講談社キャラクターズA)
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