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閉ざされた空間での秘匿の話。相変わらず、オープンにしていけばいいじゃんという流れと、そういう空間での秘匿も大事ではないか、という流れがシーソーゲームしている感じです。
ヘッドを中心に、バニシングエージの人達とかは、島という閉ざされた空間にあるサイバディの存在(秘匿)なんかを外の世界にオープンにしていこうとしている訳ですが、綺羅星十字団の中でも、序盤で密室の秘匿の是に気付いてしまった(第一フェーズ抜きで密室で美少年ゲットした話)ミドリさんなんかは、その方向性に疑問を呈したりしています。
さらに、ようやくタクトとケイトの間に「密室での秘匿」イベントが発生。ケイトの密室カラオケを、タクトは誰にも言わないと言います。こちらは密室の秘匿を是としてる感じで、なかなか、ヘッド達のオープン志向とは逆な感じ。
だいぶ間の話を飛ばしますが、やっぱりキーパーソンはサカナちゃんかなー。作中序盤の密室でのヘッドとサカナちゃんの延々とした対話はそれこそ「密室の秘匿」な訳で(タクトも知らない)、その時間に是を見いだせるなら、ヘッドも秘匿の是に揺り戻される可能性がある気がする。
サカナちゃんは現在島を出て行ってしまってるんですが、ヘッドの悲しみはそんな今は外の世界にいるサカナちゃんしか、それこそ「密室の秘匿」として知らないというヘッドとサカナちゃんの関係はなんかイイ。
3人(輝いてる人、暗い人、ヒロインの女性)リフレイン構造からすると、ヘッドとケイトは輝いてる人に憧れつつ自閉してる感じで同ポジションなんですが、ヘッドはケイトの秘匿は他の綺羅星メンバーにも秘匿してるんだよなー(ここに、タクトとヘッドの「ケイトの秘匿をバラさない」という共通項がある)。どこかで、秘匿の是を知っているフシがある。
最終的に島が解放されるか(秘匿が解かれるか)どうかという展開に大きくはかかっていくのだと思うのですが、残り話数でどう展開していくのか大変楽しみです。
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