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 アニメ『シュタインズ・ゲート(公式サイト)』、少し遅れでニコニコチャンネル(こちら)で視聴分の、第1話「始まりと終わりのプロローグ -Turning Point-」の感想です。
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 アニメ版の第1話が『シュタインズ・ゲート』初体験だったんですが、アニメという媒体でも、SFやらゼロ年代PCゲームやらのエッセンスがギュウギュウに詰まっているのが感じられて、僕としては馴染み深いという感想でした。

 タイムリープにループ(たぶん)、観測者の問題、などなど、ここ10年くらい好んで読んできた作品のネタがプロローグの初回からふんだんに盛り込まれていて、これだよ、という感じです。原作がルート分岐式のPCゲームみたいなのでさもあるだろうという感じですが、アニメの第1話のオープニングへの入り方とかも、凄いゼロ年代PCゲームっぽくってカッコいい。僕的にはKEYのゲームやら何やらやってきたここ10年くらいの経験の文脈で感じられる入り方(非日常に入った所でOP、的な)。

 意外と硬派というかクールな雰囲気が作品全体を覆っているのも、良い意味で海外向けとかで行けそうと思って好感。ルート分岐式ゲームだと、真っ先に美少女ゲームが思い浮かぶんですが、それほどギャルゲギャルゲは雰囲気的にしていない感じ。萌えも普通の人からすると(海外の一般人含む)読解に高度なコンテクストが実は必要らしいので、こういう路線はこれから良い気もします。個人的にも、純粋な萌えアニメ枠とは少し違った意識で触れてみるつもり。

 原作未プレイなので、適度に翻弄されながら視聴したいと思います。擬似的、想像的にでも、何かとアカデミックに理由付けしていくみたいな雰囲気も(例えはったりだとしても)面白いと思いました。ルート分岐もループも「ファンタジーです」で押してもいける所、妙に科学的に色々言ってみるのは学問畑の視聴者としては面白いです。

 才女の科学者少女とか出てくる時点で、キタコレ状態ですよ。

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