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2週間ぶりに発見  被災地石巻の石ノ森萬画館でシージェッター海斗が回収されたニュースに勇気づけられていたりしました。相羽です。漫画で立てなおす、的な職員の人達の気持ちにも感じ入る部分がありました。
 仙台日記、19回目です。
 ◇◇◇

 相次いでいる余震ですが、昨日(13日)のお昼頃TVに出ていた筑波大の八木勇治准教授(ご本人のサイト)の解説が分かりやすかったです。研究拠点にされている棟、たぶん僕入ったことあるな!

 要約するとスマトラ島沖地震とのデータ比較をやっていて、スマトラ島沖では、3年後にM8後半の大型余震が起きていること、5年以上経ってもM7クラスが結構起こってることに触れて、構造的に類似の地震である今回の日本の大震災でも、東日本はそういう地域になっているのでは、というような指摘でした。スマトラ島との比較からも、震源域周辺だけじゃなく、かなり広く大きい余震が起こる可能性があるし、実際起こっているということ。

 この指摘から示唆されるのは、復興していこうにも、特に東日本はそういう大規模余震が5年10年スパンで起こりやすい地域になってしまったという点を組み込んでいかなくてはならない、という点。具体的には、類似地震で3年以内にM8後半が起こってるデータがあるのに、女川原発早めに再開というのは現実的ではない(僕も反対)。電力問題、エネルギー問題の真剣な再考を復興にあたっては組み込まないといけないです。技術的な面もさることながら、これは想像力の問題も大きいです。ただ元通りにするだけじゃなくて、長いスパンで大規模地震が起こり続ける地域という前提での新しい復活の形を考えていかないと。

 また、地震に関しては例えばTwitterで何となく言ってるだけの人の発言を参考にするよりは、ガチで学術的な知が集まってる所の情報を参考にした方が良いかと思います。結構有名なTwitter言論人みたいな人でも、地震とか防災に関しては素人だったりすることもあるので。

 その点、東北大学大学院の災害制御センターで昨日(13日)公開された「東北大学による東日本大震災1ヶ月後緊急報告会資料 」は一読する価値があります。↓

http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/

 建物被害に関するデータ辺りが興味深かったです。1976年の宮城沖地震でダメージを受けていた建築の被害が大きかったという辺りは重要かと(単純には累積ダメージということなのだと思う)。これを聞くと、ヤバイ、私が住んでいる建物1976以前のものだわと不安に思う人がいると思うけど、実際ある程度データに出ていて、上述の通り長く大きい地震が起きる可能性が高い地域になったのだから、徐々にそういう所に住んでいる人は居住場所の移動に向かって行動するのが懸命な所ではないかと思います。

 近いうちに99%来ると予測されていた宮城沖地震と東日本大震災の関連は、震源域が同じだったという見解と、いや、宮城沖はまた別だという見解で専門家の間でもまだ別れている模様。いずれにしろ、こういう場合は悪い方の予測に合わせた方が懸命なので、また宮城沖クラスもあり得るという意識のもとで防災準備をしておいた方がよいかと思います。

 それを言うと仙台には長町・利府断層地震という、もう一つ警戒されてる地震(と活断層)があるので(こっちは全国的にはあんまり知られていないですが)、いずれにしろ高い防災意識が必要。こっちは近く必ず来ると言われていた宮城沖に比べて、3000年に一度くらいの予測の地震ですが、何しろ1000年に一度の(もうちょっと短いスパンではないかという専門家の報告もあり)大津波が来た状況なので、警戒するにこしたことはないです。

 そして、ヤフーニュース経由ではありますが、こんな記事もあります。↓

震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家

 スマトラ島沖との類似で3ヶ月と言わず、こういうスパンでの指摘も出ているので、気は抜かない方が良いでしょう。

 と、色々と紹介してみて、専門家でも見解が分かれてるんだなという感じですが、基本的な読み方としては、

・「それでも各専門家共通の部分もある」という点に注目
・基本的には悪い方の見解でできるだけ備える

 で、そんなに間違っていないと思います。

 具体的には、各地域の自治体でハザードマップのようなものは出している場合が多いので(前述の長町・利府断層地震に関しては、仙台市がかなり詳細な調査を元にして、どの辺りの地域が注意かというハザードマップを公開している)、身近な地域のそういうのは前もってチェックしておいて損はないです。普段からの知識の蓄えが、いざと言うときの冷静さと判断力に繋がることは多いです。

 あとは、買い占めとは全然違うレベルとして、通常レベルの備蓄は徐々に準備していて良いかと思います。ミネラルウォーターを買い占める必要とかはそんなになく、ペットボトルに水道水を取っているだけでも、トイレの水に身体を拭くのにと重宝します(経験談です)。

 あとはTVで紹介されるようになったので現在品薄ですが、手動で(手で回して)充電できる懐中電灯、携帯電話充電器みたいなのは、手に入るようになってきたら良いかもしれないです。電気がない避難所で懐中電灯が切れて、何とか携帯の明かりで頑張ったけど、母親を夜にトイレに連れて行くのが大変だったという経験があります。その携帯も一日ちょいで充電が切れたので、これはあれば中々便利な気がします。

 僕はこれ↓を楽天で頼んでみましたが(スマートフォン対応だったので。ただしケーブル別売り。あと発送はだいぶ先)、

こちら

 携帯の機種によっては充電できないものとかもあるらしいので、各自自分の携帯で充電可能か調べつつ、適切な商品に当たってみてはと思います(結構色んな種類の商品があります)。

 TVで紹介されたのはたぶんこれ↓でAmazonにも登録されていますが、

KOBAN 地震感知 充電たまご SP-220E
KOBAN 地震感知 充電たまご SP-220E

 さすがに現在は品切れですねー。ただ逆に言うと既に買ってる人も相当数いるということなので、いざという時は借りられる人を見つけるという発想も良いかもです。

 ではでは、本日はこの辺りで!

   相羽