6月最終週ですね。
今の所、8月にコミケ合わせで上京して、様々な面々とお話するのを楽しみにしています。ガチの被災地話など対面で聞いて頂けたら幸いです。この夏は「いや、マジで防災とか大事だから」説法をして回る謎の僧侶モードで東京に行こうと思います。
その頃まで、色々と状況が好転してるといいんですけどねー。僕個人の問題は、半分くらいは震災で受けたダメージをリカバーできるくらい、また経済的に稼げばよいという、ある意味シンプルな頑張りでなんとかなりそうなので、意欲さえ持続できればなんとかなりそうな気がしてきている所なんですが(この辺りは資本主義ならではでしょうか。TVもプリンタも壁も床もお風呂も壊れたけれど、もう一度お金さえ稼げれば物質的なものは一応基本取り戻せる)、余震や原発問題は明らかに個人の頑張りでどうこうできる範囲を超えているからなー。とりあえず宮城県も3月の早いうちに飛んできた放射性物質の清掃をどうやっていくのかとか、どうやって県民に健康診断受けてもらうかとか、考えていかないと。沿岸部の瓦礫もどうにかしないといけないし、本当長期戦の様相です。まあ、何となく少しずつ良くなっていくだろうという気はしているのですが。僕もできる範囲でやれることやっていかないとなー。
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●アニメ『アイドルマスター』新PVが公開(公式サイト)
眺めてるだけで楽しいです。
歌に踊りにコスプレに、人間の娯楽要素全部詰め込めるのが良い感じ。
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村上春樹の『遠い太鼓』をパラパラと読み返し中です。
20代序盤の頃に読んだ時とはまた違った感覚で読めます。35歳までに一つ大きい仕事をというのはよく言われることですが、この『遠い太鼓』は村上春樹40歳の節目に何かを感じて欧州に3年滞在していた頃の旅行記です。
前者の35歳の区切りの頃に書かれたのが『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』で、後者の40前の欧州滞在中に書かれたのが『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』。
遠い太鼓が聞こえてきたから、つまりは「何となく」欧州滞在を決めたという出だしは、何となく分かるものがあります。40歳で方向性が決まるとそうそう方向転換できないので、何か、その前に意図的に「空白」を作りたい。やはり、僕もそろそろ30という最近になって色々感じる旅行記。
また、舞台がイタリア近辺なのも、昨今のご時世的に読み返すと色々感じ入る所がある部分。
イタリア、今後の日本を考えるにあたって色々と参考になると、個人的に現在注目している国です。最近では原発の是非の国民投票があったのが日本では報じられていましたが、あれはイタリア本国の雰囲気は原発自体が焦点という側面よりは、ベルルスコーニ是か否かという側面が大きかった印象。少し情報を追ってましたが、国民投票の存在自体を報道しない政権側に対して、Facebookなどで投票を呼びかけて原発反対票を有効にまで持っていったプロセスは、何だかif日本を見ているような感覚も持ちました。「古さ」の観光資源を持ちつつ、最近は停滞気味。でも日本と比べて一人当たりのGDPはかなり低いイタリアでも、幸福論的にはどうなのか。そういうことを考えていくと、何かと一つの指標になります。
また、原発の話では、ドイツもイタリアも結局他の(原発で発電している)国から電気を買ってるじゃんということがよく日本国内で言われる訳ですが、欧州は国家共同体感覚があるので、日本の感覚でその現象を語るのはちょっと本質を捉え損ねるのにも注意。カントが結局世界平和は各国の自立性を保ちながらの共和国モデルしかないんじゃないの、みたいなことを言った辺りから、色々あってEUが成立したりユーロが成立したりと、そういう歴史があります。例えば、日本が原発をやめていきなり韓国や中国から買うようになる……とかとは、かなり文脈が異なる話です。
その辺りも含めて、イタリア、ドイツ、フランス辺りには、改めて個人的に注目していたりするのでした。
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最後に樽井さんという、僕が20代前半に中欧とか行ってた頃にホームページの掲示板とかでやり取りしていた方が、最近はまたブログなんか書いてるので、紹介しておきます。
当時大学入ったばかりの無力な若者だった僕は、読書量もかなわないし、見識も凄いなーと思っていた方なんですが、10年近く経ってパワーアップしておられました。普通に読書日記とかも面白いんで、お勧めしておきます。↓
●樽井さんの読書&電化よもやま日記
村上春樹も、最初は樽井さんの昔のホームページの掲示板とかで語ってたなー。

遠い太鼓 (講談社文庫)













































