アニメアイドルマスター(公式サイト)、第9話「ふたりだから出来ること」の感想です。
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 また引き続き共同体サイドのお話。第五話ラストの「トップアイドルになればみんなで一緒にはいられなくなるだろう」という話から、竜宮小町がブレイクし始める……という流れまで、色々と繋がっています。

 双子なふたりも、亜美の方は竜宮小町のメンバーなので先に行き始めている。今までずっと一緒だったものが分断されてしまう、という部分を、めずらしく亜美と別行動だった真美とプロデューサーの会話のシーンで描いていたのは良かったです。

 ただ、竜宮小町の亜美の方が目の色変えて遅れた者を切り捨てて競争世界を勝ち抜いてトップアイドルを目指すのかというとそういうことはなく、765プロでまた合流すれば、亜美と真美はいつものかけあい、ドタバタを繰り広げる……という部分が強調されていました。話数的にもちゃんと、伊織がやよいの家族を通して家族の意味を再認識する話(第7話)、あずささんが「回り道」で共同体を繋ぎ続ける話(第8話)、そして今回第9話、亜美と真美の絆は崩れないという話……と、竜宮小町の三人が、それぞれブレイクし始めても、必ずしも共同体を破壊しないという話で、流れとしては一貫してるんだよな。そして7話のやよいの家族に、8話のあずささんが繋げる家族ネタ、今回の亜美と真美も双子姉妹と、家族ネタです。ここから千早の話に後半突入していくのか。構成がばっちり過ぎる。

 また今話は劇中劇とシンクロしながら話が進んだり、犯人の他に真犯人がいたりと、無駄にミステリしていた辺りも面白かったです(そもそも「双子」がミステリの定番)。日常の謎系ミステリの短編集に載っていてもおかしくない一話。是非、2クールなので後半にもう一話あるであろう双子回は、竹本健治に脚本を担当して頂きたい(えー)。

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→前回:第9話「しあわせへの回り道」の感想へ
→次回:第10話の感想へ
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